なんともびっくりなニュース。
プライオリティパスで、ANA LOUNGEに入れるようになるとのこと。
ここ数年プライオリティ・パスは、値上げやサービス内容変更と利用者からすると改悪的なニュースが続いていたので、驚きです。
プライオリティパスで利用できるようになったANA LOUNGEについてです。
プライオリティ・パス利用者は羽田・成田からの国際線利用時にANA LOUNGEが利用可能に
プライオリティ・パスは、世界各地の空港の提携ラウンジに入室できる会員制カードのこと。
サービス内容と年会費が異なる3つの会員プランがあり、保有者はラウンジ入室のほか、空港のレストランやサービス特典を受けることができます。
プライオリティ・パスは、プライオリティ・パスに入会するほか、クレジットカードの付帯サービスとして発行できる場合があります。楽天プレミアムカードなどが有名ですね。
このプライオリティ・パスで、新たにANAのラウンジに入れるようになりました。
航空会社のラウンジと提携している例もありますが、ほとんどが空港運営のラウンジなので、珍しいと思います。
ANA LOUNGEが利用できるようになったのも初めてじゃないでしょうか。
今回、入室できるようになったラウンジは、羽田・成田の国際線ANA LOUNGE。
・羽田空港第3ターミナルのANA LOUNGE
・成田空港第1ターミナル サテライト5のANA LOUNGE
の2つです。
プライオリティパスのサイトを見ると両方とも、「Soft Launch」として載っていました。
羽田は今回の対応でプライオリティ・パスで利用できる唯一のラウンジになりました。
成田・羽田ともにプライオリティ・パスでの入室条件は、
・当日国際線を利用する人
かつ
プライオリティ・パス保有者
です。
搭乗する国際線の航空会社は、ANAやスターアライアンスでなくてもOKです。
同伴者は1人まで一緒に入れますが、利用料金はプライオリティ・パスの種類によります。
ANA LOUNGEへの入室はおそらく一時的なキャンペーン
おそらくこのプライオリティ・パスでのANA LOUNGEへの入室は一時的な対応だと思います。
というのも、通常時だとプライオリティ・パスの利用者で空港ラウンジがごった返していることが多いから。
コロナ前は各地の空港でプライオリティ・パスで入れるラウンジの入口付近に人があふれているのを見ました。
ANA LOUNGEも飛行機の出発が多い時間帯だと混みあいます。
国際線の利用が回復した後もプライオリティ・パス保有者の入室を受け入れていたら、本来のANA利用者の人が入室できなくなってしまうような気がするので、ANAが許さないような気がします。
プライオリティ・パスのWebサイトに、ANA LOUNGEが「Soft Launch」として載っていたのも、いつでも撤退できるようにということかなと感じました。
現在コロナの影響で国際線利用者が減っていることから、プライオリティパスで入室できるラウンジが営業していない場合があるので、プライオリティ・パスホルダーの救済策なのではないかなと思います。
とはいえ、羽田は他にプライオリティ・パスで入室できるラウンジがないので、今後も残るかもしれませんね。
まとめ
プライオリティ・パスの改善ニュースでした。
一時的な措置かもしれませんが、このご時世、サービス廃止・サービス縮小になりがちな中、珍しく利用者にうれしい変更です。
私はプライオリティ・パスは持っていませんが、乗る航空会社に関わらずラウンジを利用できるのはいいなぁと思います。
一時期発行を迷っていたのですが、結局ANAダイナースを発行したのと、その後JGCとSFCを取得できたので、発行するならANAダイナースを解約してからかなと思います。
とはいえ、かつてみた国際線ラウンジでの混雑具合を見ると、現状維持になりそうです。
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