ANA国内線特典航空券で旅客施設利用料徴収へ。10月31日搭乗分から | 今日もどこかに旅したい

ANA国内線特典航空券で旅客施設利用料徴収へ。10月31日搭乗分から

旅行情報

ANAの特典航空券の変更に関するニュースがありました。

国内線特典航空券で、旅客施設利用料の徴収が開始されるとのこと。

旅客施設利用料っていくらくらいかかるんだろう?

ANA国内線特典航空券の変更内容について、確認してみました。

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10月31日から国内特典航空券で旅客施設利用料徴収スタート

旅客施設利用料とは、空港のチェックインカウンターや保安検査場などの整備に利用されるもの。

飛行機を利用する人は航空券を購入する際、チケット代と一緒に支払っていて、航空会社が空港管理会社に納入しています。

ANAでは、これまで通常購入のチケットの場合は旅客施設利用料を徴収していましたが、国内線特典航空券では徴収していませんでした。

今回、国内線の特典航空券でも旅客施設利用料の徴収がスタートすることになりました。

特典航空券の利便性だけ見ると改悪といえる変更ですが、コロナの影響で空港の感染対策面で負担が増えているので致し方ないかなと思います。

徴収開始となるのは10月31日搭乗分から。発券は8月28日まで

旅客施設利用料が徴収開始となるのは、2021年10月31日搭乗の特典航空券からです。

10月31日以降の搭乗分であっても、2021年8月28日までに発券した特典航空券は旅客施設利用料の徴収されません

特典航空券の発券・変更と旅客施設利用料の徴収有無

ただし、2021年8月28日までに発券した特典航空券のうち、発券方法により変更時の対応が異なります。

  • 国内特典航空券のみの場合→8月29日以降に変更しても追加徴収なし
  • 国際特典航空券に含まれる国内区間の場合→8月29日以降に変更すると追加徴収あり

となっています。

旅客施設利用料の徴収による負担はどれくらい増える?いつ支払う?

ANA国内線の特典航空券では、発券に必要なANAマイルのみで発券できたので、単純に国内線の旅客施設利用料が利用者の負担額として増えることになります。

それでは、国内線の旅客施設利用料はどれくらいかかるのでしょうか?
国内線の旅客施設利用料は、チケット1枚について出発と到着の空港両方で発生します。

なので、飛行機に乗ったら、

  • 出発空港の旅客施設利用料
  • 着陸空港の旅客施設利用料

を合算して徴収されます。大人と小人で料金は異なり、概ね小人は大人の半額で設定されています。

支払いタイミングは、特典航空券の場合は、発券後ANAマイルが引き落とされるときに、登録のクレジットカードから引き落とされます。

各空港の旅客施設利用料

各空港の旅客施設利用料はどれくらいかかるのでしょうか?

空港によって旅客施設利用料は異なります。主だった空港の旅客施設利用料は以下の通り。

空港名大人(12歳以上)小人(満3歳以上12歳未満)
新千歳270円140円
仙台230円120円
成田450円220円
羽田290円140円
中部440円220円
伊丹260円130円
関西440円220円
北九州100円50円
福岡110円50円
那覇120円60円
各空港の空港の旅客施設利用料

例えば、大人1人が羽田ー那覇の飛行機に特典航空券で乗ったら、

  • 出発の羽田の旅客施設利用料 290円
  • 着陸の那覇の旅客施設利用料 120円

で、旅客施設利用料が合計410円がかかります。

片道の1人分ならたいしたことないですが、複数枚発券する場合だと費用がかさんできますね。

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まとめ

空港の整備費用として使われる旅客施設利用料。

空港を利用する以上、国内特典航空券で無料だったのが今までがサービス対応だったのでしょうが、費用がかかるようになるのは残念ですね。

単体だと負担額はそれほど大きくはないですが、発券する国内特典航空券の発券枚数が増えればダメージになります。

もし、国内特典航空券の利用の予定がある方は、8/28までの発券をおすすめします。

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