旅する人を応援するサポート旅。
我が家も脳卒中の後遺症がある母をサポートしながら、旅行しています。
ピカチュウジェットNHに乗ってバンコクに行った際、アユタヤにも足を延ばしました。
ホテルで車いすを貸していただいた車いすに母を乗せてアユタヤ遺跡を回ってきました。

遺跡の一部はスロープが設定されているので、全てではないですが見学できます!
暑さ対策をしっかりと
アユタヤは車いすや杖で歩いて行けるかについてです。
バンコクから日帰りでアユタヤに行くなら、ツアーよりも自分たちのペースで回れるタクシーチャーターやプライベートツアーがおすすめです。
アユタヤ遺跡のバリアフリー情報
アユタヤは、世界遺産にも登録されている、タイの古都。
アユタヤ王朝時代の首都で、当時の遺跡が数多く残されています。

アユタヤは、バンコクから車で1時間半以内と、日帰り観光もできる位置にあるので、人気の観光地になっています。


アユタヤに、車いすの母と一緒に行ってきました
ざっくり、アユタヤ遺跡のバリアフリー情報はこちら。
- 長距離移動:あり
- 階段:あり
- 坂・斜面:少ない
- 狭い通路:あり
- 未舗装の路面:あり
- 不安定な足場:なし
- 靴の脱ぎ着:なし
- レンタル車いす:なし
- 階段の手すり・スロープ:一部あり
- エレベーター・エスカレーター:なし
- 多目的トイレ:一部あり
- 優先駐車場:一部あり
- 障がい者割引:なし
- その他サポート:なし
日帰り観光でアユタヤに行く方法は、
- バスでの団体ツアー・オプショナルツアー
- チャオープラヤークルーズ+バスの団体ツアー
- タクシーチャーター
など、いろいろ方法はありますが、3,4人で自分たちのペースで回るなら、タクシーチャーターが便利かなと思います。
アユタヤには、宿泊したホテルのコンシェルジュを通して、タクシーをチャーターしてフリーで観光してきました。
ホテルのご好意で、ホテルの車いすを外出時にも利用できたので、アユタヤ遺跡は車いすで回ってきました。
チャータータクシーでアユタヤ観光してみた
【前半】アユタヤ遺跡巡り。車いすで回ってきた
【後半】アユタヤのカフェとレストランでまったり・ライトアップ鑑賞
コロナ前ですが、以前友人とタイに訪れた時に、半日コースのバス団体ツアーでアユタヤに行ったことがあります。
団体ツアーだと、ガイドさんが案内してくれるので、説明を聞きながら見学できるという利点がありますが、体力に不安がある人や移動に制限がある人だと、少し団体さんのペースについて行くのが難しいかなと感じました。


ガイドさんに案内してもらいたい場合は、旅行会社とコースを確認して参加できるコースを探したり、プライベートツアーを選ぶのがいいのかなと思います
遺跡には一部スロープが設定されている
アユタヤの遺跡は、全てではないですが、車いすやベビーカーに乗ったまま見学可能です。


一部、スロープが設定されています

実際の遺跡ではないですが、架空の遺跡のイメージ図です。


アユタヤの遺跡の多くは、中央に向かって段状になっていて、各段ごとに回廊が設置されおり、四方から階段で内側に上がれるようになっているところが多いです。

階段しかない箇所はもちろんのこと、修復中だったり、元々通路がなかったり、仏塔・仏像があったりと、いろんな要因で通れない箇所があるので、行き止まりに行き着いたら、元のルートを戻った方がよいです。



進めば進むほどでれなくなりがちでした

遺跡内や見学ルートは、レンガ敷きやコンクリートで補修されているところがほとんどです。
未舗装だったり、段差があったりで少し進みにくい箇所もありますが、車いすやベビーカーの車輪でも通れる範囲かなと思います。
ところどころ、へこみやレンガが崩れているところがあるので、杖を利用している人や、一人歩きできるお子さんははまらないよう、特にご注意ください。
多目的トイレの設置がある場所も。小銭の用意を
車いす対応している多目的トイレが設置されている遺跡もあります。
入場料を支払って入る遺跡の周りには、設置されていました。

遺跡内にはトイレはありません。
遺跡の出入り口近くや駐車場にトイレがあります。
トイレは基本的に有料です。
5~10THBくらいなので、小銭を作っておくとよいです。
日中はかなり暑くなる。日焼け・熱中症対策を
日中はかなり暑くなります。
特に遺跡内では日陰が少なく、真上から太陽の光が降り注ぐので体力を奪われやすいです。
(特にサポートする方)

その日の天気のもよりますが、14:00~16:00くらいまでは休憩時間にあてて、午前中や夕方の時間帯に観光するとよいと思います。
帽子・サングラス・日焼け止めを持って行きましょう!

遺跡の入り口で日傘を無料で貸し出しているところもあります。
遮光性が高い傘で、ちょっとはみ出ますが2人で1つでも入れるサイズです。
また、水分・塩分補給はこまめに行ってください。

スポーツドリンクはタイのスーパーやコンビニで購入できます。
冷やしたペットボトルを保冷ホルダーに入れて持ち歩くと、冷たいドリンクを飲めてよいです。
アユタヤ周辺にもセブンイレブンがありました。



塩飴や塩分タブレットは見かけなかったので、日本から持って行くといいかなと思います
まとめ
アユタヤの遺跡は車いすや杖で歩いて行けるかについてでした。
アユタヤは、車いすや杖で遺跡内全てを回ることは難しいですが、部分的には十分楽しめる場所だと思います。
アユタヤの遺跡の一部は、スロープが設定されていて、車いす・ベビーカーでも見学できるようになっています。
まだ修復中・発掘中の遺跡もありますし、観光・一般公開を目的としていない場所では、少し段差がある部分・舗装されていない部分はあるので、足下に十分注意してください。
また、遺跡内は日陰が少ないです。
水分・塩分を補給したり、太陽の高い時間帯は観光を避けるなど、日焼け対策・熱中症対策をお忘れなく。
遺跡入り口で日傘を貸してくれるところもあります。
ご自分の体調・体力と相談して、ケガのないよう旅してくださいね。
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