「高千穂あまてらす鉄道」は車いす・ベビーカーや杖で歩いて乗れる？

旅する人を応援するサポート旅。
我が家も脳卒中の後遺症がある母をサポートしながら、旅行しています。

高千穂に行った際、杖歩行の母と一緒に乗ってきました。

「高千穂あまてらす鉄道」に、車いす・ベビーカーや杖で歩いて乗れるかついてです。

高千穂あまてらす鉄道のバリアフリー情報

「高千穂あまてらす鉄道」は、宮崎県高千穂にある鉄道。
公共交通機関ではなく、廃線になってしまった線路を走る観光鉄道です。

屋根や窓がないグランドスーパーカートに乗って、旧高千穂駅～高千穂鉄橋間を往復します。

往復乗車ですが、途中下車はなく、高千穂駅で乗って高千穂鉄橋で折り返し運行をしています。

２両車両で方向転換は行わないので、1号車に乗っても２号車に乗っても、行きか帰りのどちらかで前になります。

高千穂あまてらす鉄道の場所やアクセス方法

高千穂あまてらす鉄道は、高千穂の市街地から少し離れています。

高千穂駅のバス停が近くにありますが、車の方がアクセスがよいです。

高千穂あまてらす鉄道は、屋根がない車両で走っているので、天候によっては運行できない場合があります。
乗車当日の朝にWebサイトをチェックするのがおすすめです。

高千穂あまてらす鉄道に乗るには？

高千穂あまてらす鉄道に乗るには、まず駅舎の建物内の受付でチケット購入します。

チケットは当日、窓口でのみ購入OK。予約はNGです。

乗車したい列車の時間と乗車人数分を伝えると、チケットを購入できます。
スーパーカートに乗らず、見学の場合は見学料が必要です。

チケットは、硬券！乗車時にカシャンと穴開けしてもらいます。
チケットには出発時間が記載されていて、端の色で乗車車両が分かります。

出発時間までに乗り場のプラットフォーム移動して、指定の車両に乗ります。

高千穂あまてらす鉄道のバリアフリー情報

ざっくり、高千穂あまてらす鉄道のバリアフリー情報はこちら。

また、スーパーカートの乗車口が狭いため、車いすユーザーやベビーカーのお子さんは座席への乗り換えが必要になります。

母は杖で歩いて乗車してきました。

駅舎前に優先駐車場がある

駅舎前には、優先駐車場があります。タクシーも止まります。

駅舎近くは駐車台数が少なく、切り返しスペースが狭いので、階段や坂の上り下りが大丈夫な場合は、上のスペースに止めて歩いた方が安心です。

階段は、歩道橋の片側がついているイメージでしょうか。

待合室・プラットフォームには椅子がある

待合室・プラットフォームには椅子があります。

待合室はギャラリーにもなっています。

プラットフォームまでには、踏切・坂あり

駅舎・待合室からプラットフォームまでは、少し段差・坂があります。

まず線路を渡るのに踏切があります。（ちょっといい写真が残っていませんでした）
ただ、公共交通機関の電車と違い、グランドスーパーカートしか通らないので、安心して渡ることができます。
踏切という特性上、少し足下がボコボコしているのでご注意を。

また、プラットフォームに上がるために傾斜があります。

こちらも見切れてしまっていてわかりにくいですが、それほど急ではないです。

プラットフォーム幅は狭めですが、乗り降り人数が限られているので、落下のリスクも低いです。

車いす・ベビーカーに乗ったままの乗車は難しい

グランドスーパーカートの乗車口は狭めのため、車いすやベビーカーに乗ったままの乗車は難しいです。

大体おとな1人が立って乗り降りできる暗いの幅です。

車体とプラットフォームの間に隙間はなく、段差もほとんどないので、小さなお子さんや杖歩行の方も乗車しやすいと思います。

チケット購入時に乗車車両の指定がありますが、座席は自由席です。

後に乗った方が、乗車口が近く移動は少なくて済みます。

車庫に行くには階段

列車の乗車前後には車庫も見学できます。
車庫には、昔の車両が保管されています。

車庫は、プラットフォームから階段を下りてのアクセスになります。

通路が狭く、線路の近くで未舗装の箇所もあるので、足下にご注意ください。

まとめ

「高千穂あまてらす鉄道」に、車いす・ベビーカーや杖で歩いて乗れるかついてでした。

高千穂あまてらす鉄道は、乗りっぱなしの電車なので、風を感じながら、ゆっくり高千穂の風景を楽しめると思います。

トンネル・鉄橋と見所満載です。

車いすだと乗車が難しいかもしれませんが、小さなお子さんは抱っこで対応できる歩行距離だと思います。

杖ユーザーは、踏切や坂があるので、足下にご注意を。

ご自分の体調・体力と相談して、ケガのないよう旅してくださいね。