JAL国内線ファーストクラスが4月15日から値上がりに。
アップグレード料金が、一律普通席+8,000円・クラスJ+7,000円だったのが、路線により変わります。

普通席からだと、+10,000円 or +12,000円に。。
JALの国内線ファーストクラスについてです。
JAL国内線ファーストクラスに伊丹ー那覇が追加。羽田ー石垣は期間限定。
JAL国内線には3つの座席クラスがあります。
上位クラスから順に、ファーストクラス、クラスJ、エコノミーと分けられています。
国内線で上級クラスの設定をしている航空会社はいくつかありますが、明示的に”ファーストクラス”の設定があるのは、JALだけ。
ファーストクラスというだけあって、お値段もするのですが、サービスが充実しているので人気でなかなか予約が取れません。
また、FOPががっつり稼げるので、JGC修行にも人気があります。
ただ、どの飛行機にもファーストクラスがあるというわけではなくて、一部の路線に限定して設定されています。
ファーストクラス設定がある路線は?
現在、JAL国内線でファーストクラスの設定があるのは、羽田発の5路線。
これに、伊丹ー那覇が常設、羽田ー石垣が期間限定で追加になりました。
- 羽田ー伊丹
- 羽田ー新千歳
- 羽田ー福岡
- 羽田ー那覇
- 伊丹ー那覇 2021年10月31日~
- 羽田ー石垣
2022年3月27日~4月3日、4月29日~5月8日、7月1日~14日、9月1日~10月29日の期間限定
どの路線も人気が高いですが、特に長時間たっぷり楽しめる羽田ー那覇線が人気です。
ファーストクラスの特典は?
ファーストクラスは、ただ前方座席のよい席に座れる、というだけでなく、ファーストクラス利用者が空港・機内でいくつか特別に受けられる特典があります。
- ファーストクラス専用チェックインが利用できる
- ファーストクラスラウンジが使える
- ファーストクラス優先搭乗を利用できる
- 前方座席の特別シート席
- 機内食や特別な飲み物が出る
と、チェックインから飛行機を降りるまで、ファーストクラスを楽しむことができます。
機内サービスは、ファーストクラスの席を予約した人だけの専用サービス。
機内食はファーストクラスに座った人だけが受けられるサービス。
椅子は特別シート。
2019年当時777のファーストクラスに乗った時のものですがこんな感じ。

使いこなせないほど、いろんな部分をリクライニング・角度を変えられます。
足下もアームレストも広々です。絨毯の色も違いますね。

現在は、コロナの感染対策で貸与を中止しているのですが、毛布もファーストクラス専用のものがあります。
機内食は、結構しっかり出てきます。
コロナ前にファーストクラスに乗った時は、こんな感じでした。
お昼過ぎの便だったので、昼食といった感じでしょうか?

毎月メニューが変わるのと、同じ月でも乗った時期や路線によってメニューが変わります。
また、飲み物も特別なメニューが提供されます。
私はお酒が飲めないので、いただいたのは搭乗時に期間限定で提供されていた、だし処こがねの「からだがよろこぶおだし」。
先ほどの写真だと、左奥のカップに入っているものですね。
お酒好きな方だと、アルコールのラインナップが充実しているので、お食事と一緒にいろいろ楽しめると思います。
”幻の焼酎”『森伊蔵』も楽しめますよ。
ファーストクラスの空港サービスは、JGCプレミア・JMBダイヤモンドとほぼ同じ。
一方、空港サービスは、JGCプレミアやJMBダイアモンドのステイタス持ちの人でも受けられる特典と同じです。

ファーストクラス専用チェックインやファーストクラスラウンジなどですね
なので、これからJGCプレミア・JMBダイアモンドに挑戦しようか迷っている方で、どんなサービスを受けられるか知りたい人には、お試しにファーストクラスに乗るというのもありだと思います。
ただし、石垣→羽田便のファーストクラスを抑えている人は要注意。
石垣空港にはラウンジがないので、通常待合室になってしまいます。
ファーストクラスに乗るには?やっぱりお値段は高い、そして予約が取りにくい。
ファーストクラスに乗るには、ファーストクラスのチケットを抑えるだけ。
なのですが、手厚いサービスが受けられるファーストクラスなので、やはりチケットのお値段はそれなりにします。
そして、人気なのでなかなか予約が取れないです。
例えば、とある日の羽田ー那覇便ですが、普通運賃で5万円以上します。
普通運賃で見ると、エコノミーやクラスJとそれほど差がないですが、割引運賃で比べると結構差がでます。

それでも座席数が少ないこともあり、キャンセル待ち・満席になっています。
競争率が高いファーストクラスのチケットを手に入れるには、至難の業ですが、
- まずは早めに予約する
- キャンセル待ちを入れる
- 当日アップグレードを狙う
の3つかなと思います。
安く&予約変更しやすく予約するなら、株主優待割引がおすすめ。難点は座席数が少ない
まずは早めに予約すること。
新規路線設定時や新規期間販売時は一斉に予約開始するので、ファーストクラス予約のチャンス。
ファーストクラスをお得に予約するなら、株主優待割引がおすすめ。
普通運賃より安く、マイルもFOPもたまりやすいし、予約変更の自由度が高いです。
予約変更はしにくいけれど、安く乗りたいなら、特便もおすすめです。
キャンセル待ちで空席が空くまで待ってみる
とはいえ、元々ファーストクラスの座席数が少ない上に、予約するのは至難の業。
どうしてもファーストクラスを抑えたい場合は、キャンセル待ちという手も。
人気なので、とりあえず変更可能な運賃で抑えているという人も多いです。
普通運賃やビジネス切符だと、キャンセル待ちができる場合があります。
空席があるなら、当日アップグレードという方法も。残念ながら値上がり。
意外と穴場なのかなと思うのは、当日アップグレード。
搭乗当日に空港に行ってから、空席があればアップグレードできるサービスです。

実は私もこれでファーストクラスに乗りました。
購入後に事前アップグレードできる場合もあるのですが、一部の運賃のみなんですよね。
なので、割引運賃のチケットを持っている場合に使えるのが、「当日アップグレード」です。
当日アップグレードのいいところは、
- すべての運賃でアップグレードできること
- もう飛行機に乗ることが決まっていること
- 比較的安くアップグレードできること
アップグレード料金はこちら。

残念ながら、アップグレード料金が2022年4月15日から値上がりしてしまいました。
路線 | エコノミーからのアップグレード | クラスJからのアップグレード |
---|---|---|
東京⇔大阪 東京⇔福岡 東京⇔札幌 大阪⇔那覇 | +10,000円 | +8,000円 |
東京⇔那覇 東京⇔石垣 | +12,000円 | +9,000円 |
ただし、当日アップグレードは、
- 空席が合った場合のみの募集になる
- 募集していても早いもの勝ち
になります。
なので、当日アップグレードが募集されないことも多いです。
特に、羽田ー那覇便は「空席なし」の場合が多く、かなり運がよくないと出てきません。
羽田ー札幌や羽田ー伊丹便だと、当日アップグレードを狙えることがあります。
そして、早くアップグレードに応募するのもポイント。
空席状況をWebサイトで見つつ、狙えそうなら早めに空港に行って、アップグレードをチャレンジしてみてください。
2023年4月12日搭乗分からは、特典航空券でも乗れるように
値上がりは残念なニュースですが、よいニュースも。
2023年4月12日搭乗分からは、特典航空券でもファーストクラスに乗れるようになります。
これまで特典航空券では、普通席とクラスJのみしか予約できなかったのですが、ファーストクラスも予約できるようになります。
さすがファーストクラス、ということで、必要なマイル数も12,500マイル~20,000マイルと多いですが、初めからファーストクラスで予約できるのは大きな変更かなと思います。
まとめ
JALのファーストクラスについてでした。
国内線最高峰とも言われるJALのファーストクラス。
私も1度だけ、羽田ー札幌でファーストクラスに乗ったことがあります。
ファーストクラスというだけあり、サービスが充実しています。
サービスに一部がJGCプレミア・JMBダイアモンドと重複しているので、
- ステイタスに挑戦しようか迷っている方 や
- ファーストクラスラウンジに入ってみたい!という方
も、ファーストクラスチケットを取ってみるというのもありだと思います。
残念ながら、値上がりしてしまいましたが、2023年4月からは、特典航空券でも狙えますよ!
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