10月1日から緊急事態宣言が全面解除。飛行機・空港はどう変わる? | 今日もどこかに旅したい

10月1日から緊急事態宣言が全面解除。飛行機・空港はどう変わる?

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久しぶりに緊急事態宣言が全面解除されることになりました。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響でコロナの特別対応が適用されていましたが、一部特別ルールが撤廃になります。

チケットの変更・払い戻しの特別ルール、空港での無料PCR検査の適用空港が変わります

段々と平常化にむけて、ということですね。

航空会社のコロナに関する特別ルールやコロナ渦の搭乗で活用できそうなサービス・オプションについてです。

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コロナの特別ルールの運用。10月1日から何が変わる?

コロナの感染拡大の影響、また、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響で、

  • 航空会社は、チケットの予約変更・払い戻しルールを適用
  • 国は、一部空港発着便の利用者にコロナウイルス検査(PCR検査・抗原検査)を無料提供

といった対応がなされていました。

10月1日から緊急事態宣言が全面解除されることに伴い、これらの対応が一部変更になります。

チケットの変更・払い戻しは通常時のルールに

まず、航空会社のチケットの予約変更・払い戻しについては、 基本的に「平常時」のルールに戻ります。

国内のどこかで緊急事態宣言が解除、まん延防止等重点措置が発布されているときは、基本的に航空会社各社足並みそろえていて、購入した運賃に関わらず、

  • 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発布中の地域を発着する便は、変更・払い戻しが手数料無料で可能。
  • それ以外の地域は、運休・減便した場合のみ変更・払い戻し手数料が無料

として、対応していました。

10月1日からは、「すべての地域で緊急事態宣言が解除、まん延防止等重点措置にも移行しない」、という状態になるので、

  • 購入した運賃の変更・払い戻しルールに則って対応
  • 運休・減便した場合のみ、変更・払い戻し可能

という形になる予定です。

国の無料コロナ検査「搭乗前モニタリング検査」は、対象空港が変更に

2021年7月から一部空港を発着する便の利用者向けに、「搭乗前モニタリング検査」として、国が無料でコロナウイルス検査の提供を行っていました。

10月1日からは、無料の対象となる発着空港がさらに限定されます。

対象となる人はこちら。

  • 2021年10月1日~10月31日に搭乗する人
  • 羽田・成田・中部・伊丹・関空・福岡←→沖縄県内の空港を結ぶ便に乗る人

検査を受けるには、事前予約が必要です。

内閣官房 搭乗前モニタリング検査の概要
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各航空会社のコロナ対応。コロナ渦の搭乗で使えそうなサービスやオプションは?

緊急事態宣言が解除されるといっても、まだまだ不安なコロナの影響。

航空各社の国内線に乗るときに影響しそうな対応と、コロナ渦で飛行機に乗る際に利用できそうなサービスやオプションなどをまとめました。

航空会社PCRオプション変更可能な割引運賃
JAL×
ANA×
スカイマーク×
ピーチ×

JALは国内線搭乗前後利用できる郵送PCR検査を提供

JALは緊急事態宣言解除に伴い、変更・払い戻しは減便・運休対象の便になった場合のみOKという対応に変わる予定です。

JAL 新型コロナウイルス感染症に伴う国内線航空券の変更・払い戻しについて

減便・運休対象の便になった便を予約している場合は、

  • 変更・払い戻しは、どの運賃でも手数料無料
  • Webで申し込み可能。出発予定時刻の20分前まで
  • 変更は、もともとの出発予定日+30日 or 航空券の有効期間のどちらか長い方まで変更OK

となっています。

なおPCR検査オプションは引き続き提供されています。

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ANAは検査の種類が3種類。

ANAの運休減便に対する対応は、こちら。

  • 運賃に関わらず、変更・払い戻し手数料無料
  • Webで申し込み可能

となっています。

ANA 新型コロナウイルスの影響に伴う路線・便数計画の一部変更について

ANAもPCR検査サービスを提供していて、ANAトラベラーズで申し込むことができます。

郵送キット、東京都内の検査センター、空港での検査と、検査の種類を選べるのが特徴です。

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スターフライヤー

スターフライヤーの運休・減便時の対応はこちら。

  • Webで手続き可能。予約便出発予定日から10日以内
  • もともとの出発予定日+30日 or 航空券の有効期間のどちらか長い方まで変更OK
    変更回数は、元々の運賃が変更不可の場合1回のみ可能

スターフライヤーでは、保険を提供中。

保険期間は3ヶ月と短期で、保険料は2,270円です。

スターフライヤー スターフライヤーのコロナ保険

コロナのほか、特定の感染症に罹患してしまった場合にも保険金が支払われます。

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スカイマークの変更可能な格安運賃は「たす得」

スカイマークで減便・運休対象の便になった便を予約している場合は、

  • 変更・払い戻しは、どの運賃でも手数料無料
  • Webで申し込み可能

となっています。

また、スカイマークは、割引運賃で変更可能な運賃「たす得」を発売中。

  • 2022年3月26日搭乗分まで販売
  • 同じ路線で「たす得」で空席があれば、変更は手数料無料。
  • 払い戻しは不可

と、予定変更が発生する可能性があっても、お得に乗ることができます。

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ピーチはシンプルピーチに+2,000円で「シンプルピーチプラス」で変更可能な運賃に

Peachの運休・減便時のルールはこちら。

  • 変更・払い戻しは、どの運賃でも手数料無料
  • Webで申し込み可能。
  • 変更は、もともとの出発予定日の翌日+10日以内まで手続きOK
    2021年11月30日までの空席がある便に変更可能。
  • 払い戻しは、搭乗予定日から30日以内まで受付

となっています。

ピーチで使い勝手が良さそうな運賃は、「シンプルピーチプラス」。

  • シンプルピーチ運賃+2,000円でシンプルピーチプラスに
  • 同じ路線であれば、変更は何度でも手数料無料
  • 払い戻しは不可

シンプルピーチをベースにしているので安くて、変更できるのが強みです。

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まとめ

航空会社のコロナに関する特別ルールやコロナ渦の搭乗で活用できそうなサービス・オプションについてでした。

基本的に10月1日からは、コロナ前の変更・払い戻しルールに戻ります。

ただし、完全に元の状況に戻るには、まだまだコロナの状況がおさまっていないので、各社いろんな取り組みをしています。

PCR検査オプションや予約変更できる割引運賃の導入など、うまく活用したいですね。

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