旅行に便利なものを紹介するシリーズ。
今回は、「GOアプリ」。タクシーを呼べるアプリです。
最近、テレビCMもよく見ますね。
タクシーを呼べるだけでなく、マイルもたまるし、d払いにすればdポイントもたまります。
- 普段からタクシーによく乗る方
- 知らない土地でタクシーに乗る方やタクシーの道案内が苦手な方
- マイルをためている方
- 接触を避けてキャッシュレスでタクシー移動したい方
におすすめです。
「GOアプリ」の機能と使い方、実際に使ってみたレポートについてです。
GOアプリってどんなアプリ?GOタクシーを呼べる&GO Payでキャッシュレス決済できるアプリ
「GOアプリ」は、
- GOタクシーを呼べる
- GOタクシーでGO Pay(キャッシュレス)支払いできる
という、GOタクシーの配車機能+GOタクシーでの決済機能がついたスマホアプリです。
UberやGrabを使ったことある方は、ほぼ同じ機能を持ったアプリとイメージしてもらえればOKです。
GOタクシーが走っているエリアなら、GOアプリを使って指定の場所にGOタクシーを呼んだり、街中を走っているGOタクシーに乗ってGO Payで支払うことができます。
支払い金額に応じて、マイルがたまったり、GO PAYでd払いを使えばdポイントがたまるというのも、ポイントです。
また、オプションとして、事前予約や空港定額サービスなどもあります。
詳しく見ていきましょう。
GOタクシーの対応エリアは?
GOタクシーというのは、この「GOアプリ」が利用できるタクシーのこと。
目印として、「GO」というステッカーが車体・車内に貼られています。
GOアプリが使えるのは、日本国内のみ。
現在は、海外では使えません。
2022年7年現在、対応しているエリアはこちら。
かなり対応エリアが増えてきましたが、まだ未対応の地域もあります。
GOアプリでタクシーに乗りたい場所と降りたい場所を指定すると、近くにいるタクシーが出発地に来てくれて、そのまま目的地まで乗せていってくれます。
乗りたいときに限って、なかなか流しのタクシーが見つからないので、タクシーを好きな場所に呼べるのは便利ですね。
自動でルートが運転手に伝わるので、不慣れな土地や道案内が苦手な方がタクシーに乗る際には心強いアプリです。
GO PAYでd払いするとdポイントがたまる。
GO Payは、GOタクシーでの支払いに利用できるキャッシュレス決済方法。
GO Payで支払えば、タクシー車内のタブレットとGOアプリの操作だけで完結。
運転手さんとの支払い作業をせず、タクシーから降りることができます。
GO Payは、GOアプリでGOタクシーを呼んだ場合でも、街中を走っているGOタクシーを直接拾った場合でも利用できます。
もちろんGO Payを使わず、通常通りタクシー乗車後に直接支払うこともできますよ
GO Payを利用する場合は、他のキャッシュレス決済同様、支払い方法の設定が必要です。
支払い方法には、
- クレジットカード
- d払い
を設定可能。
クレジットカードならクレジットカードのポイントがついて2倍、d払いならdポイントとd払いのチャージ設定しているクレジットカードのポイントがついて3倍取りになりますね。
なお、初めてGOタクシーに乗るならd払いがおすすめ。
通常だと、d払いの支払金額200円につき1ポイントつきます。
マイルは、JALマイルかANAマイルのどちらかのみ。640円の支払いで1マイルが基本。
GOアプリを使ってGOタクシーを利用するとマイルがたまります。
マイルは、
- 支払金額640円=1マイルつく
- JALかANAどちらかのみたまる
- 事前にGOアプリにマイレージ番号の設定が必要
となっています。
GOアプリを使えばOKなので、GOアプリで配車しても、流しのGOタクシーを捕まえてGO Payで支払うだけでも、マイルがたまります。
JALとANAはよくマイルのレートアップキャンペーンを行っています。
どちらかのマイルしかためない、と決めていなければ、キャンペーンにあわせてマイレージ設定を登録し直すのがおすすめです。
9月10月はJALマイルがおすすめ!
10月31日までは、JALマイルが3倍たまるキャンペーン!
現在は、JALでキャンペーン実施中。
- JALマイルが、640円につき3マイルたまる
- 東京都内⇔羽田・成田空港の定額利用で100マイルボーナス
と、JALマイルがたまりやすくなっています。
期間:2022年9月1日(木)~10月31日(月)23:59
エントリー:不要
GOアプリを使うには?使い方について
まずはじめに、GOアプリを利用するのに必要なものはこちら。
- スマホ
- 電話番号:日本国内で使えるもの、SMSを使えるもの
- GOアプリクレジットカード ※GO Payを使う場合のみ
- d払い設定済みのdアカウント ※GO Payでd払いを使う場合のみ
GOアプリのインストールは無料です。
アプリの流れに沿って操作していけば、それほど難しくありません。
それでは、始めましょう!
スマホにGOアプリをインストールして初期設定
初めて使う場合は、スマホにGOアプリをインストールしましょう。
GOアプリのインストール
GOアプリはこちらのバナーからダウンロードできます。
アプリストアで直接「GO」と検索して、GOアプリをインストールしてもOKです。
インストールできたら、GOアプリを起動して、設定を行いましょう。
SMS認証
まずは、電話番号で認証します。
日本国内で使える&SMSを使える電話番号を入力します。
しばらくすると、入力した電話番号にSMSが飛んできます。
認証コードが書かれているので、GOアプリの入力画面に入力しましょう。
GOアプリをインストールしたスマホの電話番号を利用した場合は、認証コードを自動読み取りしてくれるので、入力が楽ちんです。
[許可]ボタンを押すと、認証コードが自動で入力されます。
続いて、ユーザーの情報を入力してきましょう。
- ひらがなの氏名 ※必須
- 性別
- 生年月日
- クーポンコード
などを入力します。
必須入力なのはひらがなの氏名だけなので、他は入力しなくてもOKです。
利用規約・プライバシーポリシーを確認して、
「利用規約とプライバシーポリシーを確認の上、同意する」にチェックを入れたら、[登録する]ボタンを押します。
GO Payの設定 ※車内支払いする場合は飛ばしてもOK
GO Payの設定をします。
[GO Payを設定する]を押すと、クレジットカードとd払いの入力画面に移ります。
クレジット払いにする人は、クレジットカードの設定のみ
d払いにする人は、クレジットカードの設定とdアカウントの設定の両方が必要です。
ちなみに、 [あとで設定する]を選んで、後から設定したくなった場合は、[GO Pay]ボタンから設定できます。
位置情報とマイクの利用許可
続いて、GOアプリが正しくスマホ上で動作するために、位置情報とマイクの機能を利用できるようにします。
マイレージの設定 ※マイルをためない場合は設定しなくてOK
マイルをためる設定もしておきましょう。
※マイルをためる必要がない場合は、設定しないでOKです。
[メニュー]ボタンを押して、「航空マイル連携」の欄にある[編集]ボタンを押します。
ANAかJALどちらかを選んで、[このマイルを選ぶ]ボタンを押します。
マイレージ番号を入力する画面が出て来るので、入力したら[登録する]ボタンを押せば完了です。
別のマイレージ設定に登録し直す場合は、一度情報を消して登録し直しましょう。
よく使う場所は、お気に入り地点登録しておくと便利
特にタクシーをよく乗り降りする場所があるなら、お気に入り地点登録しておくと便利です。
[メニュー]ボタン→[お気に入り地点」から登録できます。
建物の目印やタクシーの付け場所を登録しておくことができます。
これで事前設定は完了です。
GOアプリを使って、GOタクシーに乗る方法は3つ
GOアプリを使って、GOタクシーに乗る方法は3つ。
- 「今すぐ呼ぶ」:近くにいるタクシーに来てもらう
- 好きな時間にタクシーを呼ぶ「AI予約」:指定した時間にタクシーに来てもらう
- 空港定額サービス
- 流しのGOタクシーでGO Payで支払う
このうち、GOアプリでタクシーを呼ぶ方法は、「今すぐ呼ぶ」と「AI予約」の2種類です。
GOアプリで配車は行わなくても、街中で走っているGOタクシーでもGO Payを使うことができます。
それぞれの乗車方法による違いはこちら。
GOタクシーの 乗車方法 | GOで「今すぐ呼ぶ」 | GOで「AI予約」 | 空港定額 東京⇔羽田・成田のみ | 流しのGOタクシーを 拾う |
---|---|---|---|---|
支払い料金 | 乗車料金 + 迎車料金 | 乗車料金 + 迎車料金 + AI予約料金 | 定額料金 ※都度計算 | 乗車料金のみ |
支払い方法 | GO Payと車内決済 | GO Payと車内決済 | GO Payのみ | GO Payのみ |
クーポン利用可否 | GO Payの場合のみ 利用可 | GO Payの場合のみ 利用可 | 利用不可 | GO Payの場合のみ 利用可 |
どの乗車方法でもマイレージ設定が完了していれば、マイルはたまります。
AI予約は追加料金がかかるのですが、たまに無料になるクーポンが発行されています。
自分でGOタクシーを捕まえた場合が1番安く済みます。
- AI予約のクーポンを持っている人、時間を節約したい人
→AI予約 - GOタクシーが目の前にいる人、なるべく安く乗りたい人、タクシーを捕まえるのが得意な人
→流しでGOタクシーを確保&GO Pay支払い - 現金支払いしたい人
→今すぐ予約&車内支払い
というような使い分けになるかと思います。
私は、「今すぐ予約+車内決済」で使ってみました
地下鉄の駅から自宅まで乗ってみました
家族が身体が不自由で、出かける際はよくタクシーにお世話になっています。
特に外出先から帰宅する際、タクシーを捕まえるのに苦労してたので、GOアプリをお試ししてみました。
今回は、家族と出かけた帰りに、名古屋地下鉄の駅近くから自宅まで乗ってみました。
乗車予定の場所付近では「約2分~5分で到着」と表示があったので、移動時間を考えて、地下鉄の駅の改札を出たあたりで、GOアプリの「今すぐ予約」を使ってタクシーを呼びました。
前に、UberやGrabを使ったことがあったので、特に操作には困りませんでした。
GOアプリを使ってみてよかったこと
まず、GOアプリを使ってみてよかった点としては、
というところ。
好きな場所にタクシーを呼べる
地下鉄のエレベーター前を乗車場所に指定したのですが、すぐ目の前に来てもらうことができました。
今どの辺にタクシーが来ているかを見られるので、待っているときも安心です。
特に天候が悪い日にはいいですね。
屋根のあるところで待っていて、タクシーが乗車場所付近に来たら道路近くに出るというような使い方ができると思います。
また、乗車時のオーダーに乗る人の目印を入れておけば、運転手さんにもわかりやすいと思います。
福祉チケットも使えた。ただし、車内精算にする必要あり
タクシー運賃は、タクシーのメーターで計算されます。
障害者割引きのほか、名古屋市の障害者向けの福祉チケットも使えました。
ただし、GO Payでの支払いでは福祉チケットは使えないので、車内精算にする必要があります。
一方、車内精算にした場合は、GOアプリのクーポンは利用できません。
クーポンの内容によっては、GO Pay+クーポン利用にした方がいいかもしれませんね
GOアプリを使ってみてあんまりだったこと
GOアプリであんまりだった点としては、
というところ。
迎車料金がかかる
「今すぐ呼ぶ」「AI予約」を使った場合は、迎車料金がかかります。
迎車料金は、会社によって異なります。
中には迎車料金が0円設定のタクシー会社もあるので、タクシー会社を選んで呼べば迎車料金なしで乗車できます。
名古屋市内の場合は、宝タクシーさんが迎車料金は0円でした。
宝タクシーさんを指定して検索していたのですが、近くを走っていなかったようで、「すべてのタクシー会社」に切り替えて予約しました。
今回は、名鉄タクシーさんに来てもらったので、迎車料金+200円かかりました。
流しのGOタクシーを捕まえられる人は、迎車料金がかからないので、「今すぐ呼ぶ」を使うよりお得かなと思います。
AI予約は追加料金がかかる
さらに残念なのは、AI予約に追加料金がかかること。
AI予約は、事前予約のこと。
「今から何分後に来て欲しい」「電車がつく頃に駅前にタクシーに来てもらおう」といった場合に使えるAI予約ですが、追加料金がかるので、使いにくいですね。
クーポンでAI予約が無料になる時もあるので、そういうときを狙って使うのがいいのかなと思います。
会話はなくなりがち
会話がなくなりがち、というのは、ルート説明をしなくてもよいので、しゃべり始めるきっかけが減るという感じ。
コロナ対策の一環でもあるので、一概に悪いとは言えないですが、タクシー運転手さんとの会話を楽しみにしている方には、話だしがなくなるかも?と思いました。
まとめ
GOアプリについてでした。
「今すぐ乗る」を使ってみましたが、操作方法はそれほど難しくないですし、すぐ5分以内にはタクシーは来てくれました。
- タクシーによく乗る方
- タクシーを拾うのが苦手な方
は、入れておいてもいいアプリかなと思います。
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