JGCとSFCを取得!私が"紫修行"した方法 | 今日もどこかに旅したい

JGCとSFCを取得!私が”紫修行”した方法。具体的にどうやった?

ステータス修行旅

今回は実際に”紫修行”した方法について、書いてみようと思います。

がっつり飛行機に乗りまくって修行した人たちからすると、私がやった方法は効率は悪いかなと思います。

あんまり「修行」という言葉はふさわしくないのですが、JGCとSFC両方とったということで”紫修行”と言っています。

疲れたなとは思いましたが、”紫修行”楽しかったです

計画をみっちり立てるのは得意ではないので、修行計画もざっくり全体方針とルールを決めて、後は直前に細かく決める!という感じでした。

2024年にJALのステイスプログラムに変更が入ったので、紫修行はかなり苦しいと思いますが、数カ年計画でトライすれば、まだ可能性があるかなと思います。

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紫修行とは?どうやってステータスを目指す?

JALのステイタスとANAのステイタスの同時取得を目指す「紫修行」。

「JALもANAも好き!」、「どっちのステイタスも取りたい」という人向けの修行です。

JAL・ANAの上位のステイタスを極めるという意味もありますが、この記事では、上級会員組織である

・JAL:JGC(JAL Global Club)に入会する
・ANA:SFC(Super Flyers Card)を取得する

という意味で記載しています。

かつて、紫修行して、同年にJGC入会とSFC取得を達成しました。

ただ、私が紫修行した当時と、環境がいろいろ変わってきたので、変更点など交えながら書いてみたいと思います。

正直段々同時取得は難しくなっている印象です。。

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私の紫修行の方針。どうやってステータスを目指した?2024年との変更点もあり

私が紫修行をしたのは、”2018年”。
当時は、コロナがなかった時&JALのステイタスプログラム変更前なので、国内線・国際線問わず使えました。

「JGCとSFCを一緒に取るためにどうしたらいいか」、ということでまずは修行方針を考えました。

2018年当時だと、ANAのSFCを取得するためには、「ANA プラチナステイタスを取得する=プレミアムポイントを50,000ポイント稼ぐ」という方法の1つだけでした。

2024年現在では、フライト+ライフソリューションサービスの利用でもANA プラチナステイタスをゲットして、SFC入会する方法もあります

2018年当時、JALの場合はJGCに入会条件するためのJMB サファイアに到達するの方法が2つありました。
FLYONポイント50,000ポイントを稼ぐ方法50回JALに乗る方法です。
現在はステイタスプログラム・JGC入会条件の変更でこの方法は使えません

2024年以降は、JGC入会には「JAL Life Status プログラムで1,500 Life Status ポイント以上獲得する」という条件に変わっています。

ちなみに、1,500 Life Statusためるには、飛行機の場合だと国内線で300回、国際線で300,000マイル区間の搭乗が必要です

2018年当時の条件でJALとANA、両方一緒にステータスを取るために、

  • JALは回数修行
  • ANAはプレミアムポイント

それぞれステータス取得を目指すことにしました。

お金と時間に余裕があったら、JAL・ANA両方ポイント修行にして海外を行きまくる、としたと思います。

当時は、東京在住の普通の会社員で土日・休暇メインで修行していたので、金銭的&時間的制約から回数とポイントのミックスにしました。

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修行する上で気をつけていたこと

私が修行する上で気をつけていたことです。

これは完全にマイルールなので、ステータス取得には関係ありません

ただ、せっかくなら、楽しく・快適に修行したいなーということで、

  • せっかくなら好きなところに行こう
  • とはいえ、ある程度コストは抑えよう
  • 同じ日に同じ機体・クルーの方と一緒にならないようにしよう

と、行き先・便選びをしました。

飛行機に乗るのはもちろん好きなのですが、飛行機にただ乗るだけというのはもったいなと思い、好きなところに行こう!と考えていました。

また、同じCAさんと1日に何度も顔を合わせるのは気恥ずかしいなと思って、なるべく回避すべくチケット予約しました。

2024年に紫修行するなら?

2024年に紫修行するなら、と考えてみたのですが、

  • JALは、メイン:国内回数修行メイン+サブ:海外長距離路線
  • ANAはプレミアムポイント

とするかなぁと思いました。

JAL・ANA同時にステイタス獲得基準に近づくためには、方針は割と似てくるかなと思います。

2018年当時の情報も役立つ部分があるかなと思います

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実際に紫修行した路線と方法。具体的にどうやって紫修行した?

2018年当時、実際に紫修行した方法です。

  • ANAのプレミアムポイントを稼ぐために、予約クラスがよい or 遠くに行く
  • JALの回数を稼ぐために、細かく刻んで乗る

という修行の基本を元に、マイルールを考慮して、

  • 移動は基本飛行機に!
  • 海外・長距離はANAで、短距離&乗り継ぎホッピングはJALで
  • 日帰り往復する際は、行きと帰りでJALとANAを使い分け

という方針で計画を立てました。

といっても、1年間の修行計画を細かく立てれるはずもなく、割と行き当たりばったり。
今週末・来週末どうしようか、長くても2か月後どこ行こうかというスパンで考えていました。

具体的に利用した路線

具体的にどうしたかと言うと、羽田・成田をベース空港として、

  • 国内は、沖縄離島、与論島、北海道、名古屋実家帰省
  • 海外は、チェンマイ、プーケット、ミャンマー、ラオス、バンクーバー

などに行ってきました。

たまには修行ぽく、国内日帰り往復もしていました

具体的に使った路線・方法は、JAL・ANAこんな感じ。

修行達成後も飛行機に乗ったのですが、JGC・SFC入会までに乗った主なものを挙げています。
総飛行時間は160時間くらいでした。

JALANA
・羽田ー名古屋 複数回
・羽田ー伊丹 複数回
・羽田ー小松
・沖縄離島路線
・アイランドホッピングツアー(九州離島)
 ※現在は廃止
・JALダイナミックツアー(北海道) など
・羽田ー那覇 プレミアムクラス 複数回
・福岡ー名古屋 複数回
・ANA海外発券(バンコクー羽田ー那覇)
・タイ航空利用の海外旅行
・タイ航空利用の海外ツアー
・エア・カナダルージュ利用の海外ツアー など
合計 JAL便搭乗回数 50回・FOP 約46,000ポイント
  うちキャンペーン分7,000ポイント
合計 PP 約53,000ポイント
   うちスターアライアンス便分25,000ポイント
JGC・SFCの紫修行で使った路線と方法

では、それぞれちょっと詳しく書いてみたいと思います。

2024年現在のJGC入会条件だと、JALの搭乗回数が全然足りないですが、多少は参考になるかなと思います

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国内の長距離移動はJAL+ANAで組み合わせ

国内線で遠くに行くときは、JALとANAを組み合わせて乗っていました。

日本国内の大き目の空港は、JAL・ANA両方の路線が就航していることがほとんどなので、途中で乗り継ぐことができます。

沖縄離島旅

例えば、沖縄の離島に行く際、

  • 羽田ー那覇はANAのプレミアムクラスで
  • 那覇ー石垣や那覇ー宮古はJALで

と、那覇までと沖縄離島間で乗り分けていました。

羽田ー那覇のプレミアムクラスはANAの修行でよく利用される方法。

一方、沖縄の離島はJALの回数修行にはぴったり。

それぞれの王道修行コンビをくっつけると、結構いいとこどりできます

帰省ついでの寄り道旅

また、東京ー名古屋の帰省の際は、たまには直行便は利用せず、寄り道しながら帰省していました。

  • 羽田ー伊丹ー松山ー福岡はJALで乗り継ぎ
  • 福岡ー名古屋はANAで

というような感じで、長距離路線ANAに乗って名古屋に戻るために、JALで刻みながら福岡に行っていました。

どうやって羽田からセントレアに飛ぶか考えるのがおもしろかったです。

あとこの方法のメリットは、同じクルーと鉢合わせになる心配が少ないです(笑)

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ANAは主に海外路線。国内はプレミアムクラスや海外発券も利用

距離がある=プレミアムポイントを稼げるので、海外に行くのはANAを活用しました。

  • 海外発券(タイー羽田ー那覇)
  • 海外はスターアライアンス
  • プレミアムクラスの早期割引や株主優待

と、海外、特に東南アジア中心に飛びました。

海外発券はバンコク

海外発券はクアラルンプールで行う方が多いようですね。

私はちょうど修行の前の年にマレーシアに何回か行っていたこともあり、タイのバンコク発券にしてプーケットやラオスに行ってきました。

バンコクから先のチケットは、ANAと同じスターアライアンスのタイ航空を使って、プレミアムポイントをためました。

国内線は沖縄・九州。プレミアムクラスを利用

国内線は、沖縄。
プレミアムクラスに安く乗るため、早めの予約を狙いました。

とはいっても、なかなか先の予定が読めなかったので、株主優待割引も活用しました。

株主優待券はヤフオクで買っていましたが、最終的には株主になりました。

繁忙期のツアーは意外と積算率がいい

家族旅行や友人といった旅行がたまたまスターアライアンスを使ったツアーだったのも功を奏しました。

特に家族はLCCでなければ、あまり航空会社にこだわりはないタイプだったので、ラッキーでした

ツアーでも世間の繁忙期だと高い運賃クラスのチケットが割り当てられていることがあります。

年末年始のタイ旅行が100%運賃だったので、結構プレミアムポイントが稼げました。

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JALはとにかく細かく。ツアーや安いチケットを利用

ANAは海外路線を多く活用する一方、JALは国内の短距離メインで乗りました。

JALは国内回数修行の場合は、あまりマイルやフライオンポイントの積算率を考えなくていいです。

マイルがたまる運賃のチケットなら、1回のフライトに数えられます。
積算率が悪いツアーでもOKです。

ちなみに、ANAのSFC修行やJALのフライオンポイントでの修行を選択した場合は、ツアーは不向き。
ポイントの積算率がよくないので、価格がよっぽど安くない限りポイントがたまりにくいのでコスパが悪いです。

JALはツアーを活用

国内ツアーはJALの回数修行でコストを抑えるのにおすすめです。

  • JALのホッピングツアー ※現在は廃止
  • JALダイナミックツアー

などのツアーを利用しました。

JALのホッピングツアーは、JAL公認とも思えるような、回数修行にぴったりの飛行機乗り継ぎツアーだったのですが、2022年3月末で終了してしまいました。

今は、JALのダイナミックパッケージの周遊ツアーを使えば、セルフホッピングできます

JALダイナミックツアーは、自分で好きな航空便を選べるので、あえて乗り継ぎ便にして回数を稼ぐ感じですね。

例えば、羽田から新千歳に行くのに、羽田→新千歳の直行便を選ぶのではなく、

  • 羽田→青森→新千歳
  • 羽田→秋田→新千歳

のように、乗り継ぎ便を選べば、回数が1回増えることになります。

もちろん乗り継ぎ回数分、飛行機代としてお値段が上がりますが、クーポンや割引きキャンペーンがあるときなら、飛行機と宿を別に手配するよりもお得になるかなと思います。

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安いチケットやセルフホッピングで回数稼ぎ

自分でチケット予約するときは、大体1フライト できれば10,000円以下、高くても15,000円くらいまでのチケットを狙って探していました。

  • 短距離で1日の運航数が多い路線
  • 新幹線替わりで利用できる路線

だと、直前でも結構安い路線が見つかります。

具体的には、離島路線、羽田ー伊丹、羽田ーセントレア、羽田ー小松などの路線がそうですね。

帰省の時は多少高くても帰る必要があるので、高いチケットにするか、ANAと組み合わせて遠回りして1回分のチケット代を抑えるかしていました。

たまには、修行らしく(笑)日帰りで空港引き返しもしていました

特に羽田ー伊丹は、特別塗装機のディズニージェットが運航していたので、ラッピングが変わる時期を狙ってよく乗りました。

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まとめ

実際に紫修行した方法について書いてみました。

紫修行の方法論というより、体験談になってしまったかなと思います。

私が紫修行した方法は、ある程度コストは考えてはいるものの、とにかく飛行機に乗りまくるガチ修行と比べれれば効率は悪いです。

参考になるかは分からないですが、好きなところに行きながらステータス取得できたと思います。

どうやって乗り継ぐか、どの飛行機に乗るかと路線図と時刻表を見比べながらルートを考えるのはおもしろかったです。

2024年は国際線の復活年になりそうなので、海外路線での紫修行がしやすくなると思います。

一方で、JGCの入会条件が変更になったので、1年間での紫修行達成はの難易度は高くなったかなと思います。
個人的には、JALは国内線で回数を稼ぎつつ、たまに国際線で遠くに飛ぶ、ANAは国内長距離路線・海外路線で飛ぶというのがいいのかなと思います。

経由地の空港でご当地グルメを食べたり、実家に各地のお土産を買って帰ったり、と紫修行しながらでも旅は楽しめますよ!

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