海外で車いすは借りられる? | 今日もどこかに旅したい

海外で車いすは借りられる?

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我が家も脳卒中の後遺症がある母を”サポート”しながら、旅行しています。

母は普段は杖歩行なのですが、必要に応じて出先で車いすを借りています。

海外でも車いすを貸していただける場合があります

海外で借りられそうな場所や車いすを借りる方法についてです。

サポート旅とは?については、こちら
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海外で車いすは借りられる?

我が家は母が足が悪く普段は杖歩行なのですが、必要に応じて出先で車いすを借りています。

最近は日本だといろんな場所に車いすが置いてあって、借りることができてありがたいなぁと感じています。

海外はどうかというと、やはり日本よりは借りられる場所は少ないものの、数年前より借りられる場所・場面が増えてきた印象です。

海外旅行中に現地で車いすがあれば利用させてもらっています

借りられる車いすは?日本のものと違うところは?

借りられる車いすは、今までお借りした車いすを振り返ってみると、

  • 手動タイプ
  • 一般的な日本の車いすのサイズより大型
  • 折りたたみOK
  • 操作方法は、日本のものと変わらない

という車いすが多かったです。
電動車いすは見かけたことはありません。

体格がいい人でも使えることを想定してか、大型の車いすを準備しているのかもしれませんね。

操作方法は変わらないので、日本の車いすを利用している人なら、たいてい利用できると思うのですが、大きい分重いので、取り回しが日本のものと感覚が違うかもしれません。

どちらかというと、路面状況の方が日本と違う場合が多いかなと思います

日本だとアスファルト舗装でフラットになっている所がほとんどですが、海外だと路面がアスファルト以外にもレンガ、タイル、未舗装の場所など、さまざまです。

屋内の広い場所での使用がメインになると思います。

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どんな場所で車いすを借りられる?

海外で車いすの貸出サービスを行っている確率が高い場所は、

  • 空港
  • 大手ホテル
  • ショッピングモール
  • 動物園・植物園・博物館・美術館

など、フラットな足場が整備されていて、たくさんの人が集まる広い施設。
車いすの貸出のほか、ベビーカーの貸出、車いす対応のトイレ設置も多い施設です。

特に、日系、外資系の施設だと、車いすを保有している場所が多い印象です。

借りる場合は、手続きが必要な場合がほとんどです

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車いすを借りるには手続きが必要

日本だと「ご自由にどうぞ」という形式も多いのですが、海外の場合は、車いすを借りる手続きが必要な場合がほとんどです。

  • 事前に予約が必要な場合が多い
  • 現地で借りる場合は、身分証明書やデポジットが必要になる場合がある
  • 利用範囲・利用時間に指定がある場合がある
  • 電動車いすの貸出はまずない

ので、注意が必要です。

飛行機に乗る場合

飛行機に乗る際に車いすの貸出が必要な場合は、事前に航空会社にリクエストが必要です。

台北・桃園空港でチャイナエアライン搭乗時に利用した車いすサービス
チャイナエアライン搭乗時に利用した車いすサービス

自分でチケットを予約した場合は、航空会社の指定する時間までに、車いすのリクエストをします。
航空会社によって、予約方法や〆切り時間は異なります。

旅行会社を通して飛行機を予約した場合は、旅行会社に相談すると代わりにリクエストしてもらえます。

ホテルに宿泊する場合

ホテルに宿泊する際に車いすを借りる場合は、事前にホテルに貸出用車いすがあるか、貸出可能かを確認しておくと安心です。

自分でホテルに直接予約した場合は、メールや問い合わせフォームから質問できるので、国際電話をかけなくても大丈夫です。

私はシャワー椅子も含めてリクエストしています

アユタヤの遺跡
バンコクのシェラトン・スクンビットで借りた車いすでアユタヤを散策

ホテルによっては、「外出時にも車いすを使っていいよ」と言ってくれる場合があるので、あわせて利用範囲を確認しておくといいかと思います。

観光地・ショッピングモールで借りる場合

観光地・ショッピングモールなど、現地で一時的に借りる場合は、インフォメーションやフロント、コンシェルジュデスクなどで借りられる場合があります。

施設で保有しているかどうか、借りる方法など教えてもらえるので、まず聞いてみるのがいいかなと思います。

”Can I use wheelchair”とか”Do you have wheelchair?”とかで通じます。
車いすの画像を見せるのもわかりやすいです。

車いすに乗る人と一緒に行くか、「母が足が悪いので必要です」と明確に必要な人のことを伝えた方がスムーズです。

台北101で借りた車いすで散策
台北101で借りた車いすで散策

車いすを借りるには、身分証明書やデポジットが必要な場合が多いです。
連絡先や宿泊場所の情報が必要な場合もあります。

身分証明書は、写真付きの身分証明書。
たいていはパスポートでOK。コピーはNGと言われることが多いので、原本があるといいです。
運転免許証でも借りられたことがあります。

また、使用料はかかった例はないのですが、貸出担保としてお金が必要な場合があります。

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レンタルサービスを使うという手もあり

現地の車いすレンタルサービスを使うという方法もあります。

都度出先で借りなくていいのがポイントです。

実際にサービスを利用したことはないのと、あまりサービスを展開している都市・場所を知らないのですが、ハワイでJAL PAKが電動車いすの貸出オプションを展開しています。

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実際に借りたことがある場所

実際に私が母と海外に行って、借りたことがある場所です。

海外で車いすを借りるようになったのが2019年ごろからなのと、アジアへの旅行が多いため、エリアがかなり限定されています。

貸していただいた施設の方々に感謝です

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まとめ

海外で借りられそうな場所や車いすを借りる方法についてでした。

海外でも車いすが借りられると、行動範囲が広がるので、とても助かります。

とはいえ、車いすを借りることができても、日本とは路面状況や車いすタイプが違うことがあり、走行が難しい場合もあるので、あまりあてにしすぎるのもよくないです。

運搬中の故障リスクもあるので、なんとも言えませんが、自分の車いすがある場合は、持って行くのも1つの手です。

航空会社にリクエストすれば、自分の車いすを海外に持って行くことはできます。

それでは、よい旅を。
ご自分の体調・体力と相談して、ケガのないよう旅してくださいね。

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