沖縄本島の軽石の影響。思ったよりすごかった。【2021年11月現在】

旅ログ

先日沖縄に行ってきたとき軽石の状況について。

小笠原諸島から、全国各地の海岸に流れ着いている軽石。

沖縄本島でも軽石が漂着しています。

思ったよりも量が多かったです。

2021年11月に沖縄本島に行ったときの軽石の情報をレポートしたいと思います。

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沖縄本島の軽石の状況。

最近ニュースを賑わせている、軽石。

元々は小笠原諸島の海底火山が噴火してできた物ですが、これがどんぶらこっこと潮流に乗って流れて、全国各地に広がっています。

沖縄は早い段階で軽石の漂着が見つかっていて、2021年11月に沖縄本島を訪れた時には、各地で軽石を見かけました。

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軽石ってどんなもの?

軽石は島の東西南北関係なく、海が見えるところでは、どこでもたいてい見られます
潮の流れ、風の向き、海岸・湾の向きによって、軽石のたまりやすさが変わるので、量は大きく変わります。

改めて海ってつながってると感じました

ちょっとわかりにくいですが、パラパラと浮いているのが軽石です。

軽石が浮いている

量が増えて波に漂っていると、白や灰色の帯状に広がっていきます。

帯状の軽石

もっと軽石がたまると泥状に見えます。
海岸沿いの流れの穏やかなところや波打ち際はこんな風になっている事があります。

泥のような軽石

砂浜と軽石が同化して、干潟みたいになってしまっているところも。

どこに降り立ったらいいんだろう?という感じで、鳥も戸惑いながら着地していました。

どれも最初は何か分からなかったのですが、近くで見ると、穴のあいた小さな石が海面にたまっている状態でした。

軽石の大きさは、さまざま。

すぐ砕けてしまうので、米粒サイズ~大豆サイズが多いです。

大きいものだと拳半分くらいのものもありました。

漂着した軽石

1番大きい物でも、マシュマロを持っているようなくらいの感覚すごく軽いので、これだと魚が餌と間違えて食べてしまうのも納得、という感じです。

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自分たちの旅に影響は出た?特に影響なし

私たちの場合は、レンタカーで走っての観光がメインだったので、旅行に影響はありませんでした。

ドライブ中やホテルの部屋、展望台から海を眺めると軽石が目に入るので、いつもの沖縄の海とは違うなぁというくらいでした。

両親が初めての沖縄だったので、想像していた沖縄の海と違って落ち込んでいるかなと思ったのですが、かえって珍しい物を見れるときに沖縄に来た!と前向きに考えていたので良かったです。

むしろ軽石を見つけるたびに喜んでいました(笑)

船に乗る予定の人、マリンアクティビティを予定している人は制限があるかも

陸の観光だけであれば、見た目以外は特に影響ないと思いますが、船や海でのアクティビティでは影響があるかもしれません。

またウェディングフォト、記念日フォト撮影に来た方だと、海での撮影の場所選びに苦労するかもしれません。

ただ全てのアクティビティができない状況ではなさそうで、軽石が少ないところでは、バナナボートやパラセイリングなどをしているのを見かけました。

また、軽石がたまっているの中でも、シーカヤックに参加している方もいらっしゃいました。

自然の物でなかなか予測は付かないですし、現場の判断になるので、最新情報は現地のホテルや観光・アクティビティの施設に確認してください。

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軽石は、飛行機からも見える

飛行機からも軽石は見えました。

帯状の広がった軽石がところどころ流れているのが、上空からでも見えます。

飛行機から見た軽石

ある程度の長さの帯をいくつも見ました。

これからどこかに流れ着くものなので、まだ軽石漂着は続きそうです。

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ルネッサンスオキナワは漂着多め

多く軽石がたまっているなぁと感じたのは、恩納村のルネッサンスオキナワリゾート。

オーシャンビューの部屋だと、結構軽石がたまっているのが見えます。

透明な海と軽石のコントラストがなんとも不思議な感じ。

ルネッサンス沖縄の部屋からの眺め

ビーチの色が濃い部分は、軽石が堆積している部分。

毎日スタッフの方が除去作業を行っていますが、軽石の量が多くて、かなり苦労されていました。

軽石除去作業

スタッフの方にお話を聞くと、風が吹くと軽石がビーチに入ってきて、風向きが変わると今度は沖合に出て、というのを繰り返しているので、取っても取ってもキリがないのだそう。

船が止まっているあたりは、さらに軽石がたまっていました。

自分たちでこぐシーカヤックや動物のお世話体験や海賊ツアーなどお子様向けのアクティビティは実施しているようでしたが、船を出すようなアクティビティは、実施していなさそうでした。

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シェラトンは漂着は少なめ

シェラトンサンマリーナは、ルネッサンスよりは軽石が少なかったです。

ホテルの部屋やアクティビティの場所周辺で、軽石がたまっているところはありませんでした。

時折帯状の軽石が見える程度。そんなに気になりませんでした。

ビーチにも漂着はしていましたが、砂浜に帯状に痕跡があるくらい。

砂浜の上に黒く見えるのが、軽石です。

太平洋側の海だとよく海藻類が打ち上げられているので、そんなに気にならないですが、きれいな海を見慣れている人だと違和感がありそうです。

サンマリーナホテルの中のお散歩コースでは、いつものきれいな海を楽しむことができました。

シェラトンのお散歩コース

サンマリーナビーチは、風向きやビーチの向きの具合でたまりにくいのかもしれませんね。

一方、お隣のリーザンシーパークの方を見ると軽石が多くたまっていました。

リーザンパークホテル側のビーチ

こちらは、ルネッサンスと同じかそれ以上に軽石がたまっていました。

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まとめ

沖縄の軽石の状況についてでした。

現地に行ってみて、思ったより軽石の漂着が多いと感じました。

対策は各地で行っているものの、まだ軽石の流れ込み自体が止まっていないですし、しばらくビーチ付近にも軽石が残る状況が続くと思います。

見た目はいまいちですが、自然物なので、重油漏れ事故などと違って化学的な被害は少ないのが救いですね。

秋冬シーズンは、沖縄でも海で遊ぶ人は少ないので、それほど旅行者には影響はないと思います。

軽石はあっても沖縄の海は美しいです。
せっかくの沖縄なので、ちょっと珍しい物が見れた!とポジティブに捉えつつ、旅行を楽しんでくださいね。

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