2024年度分から自動郵送が廃止に。
プラスチックカードがほしい場合は、申し込みが必要です
ANAのステイタスカード・スーパーフライヤーズラウンジカードのプラスチックカードの発行方法と使い道について。
ANAのプラスチックのステイタスカードは、2024年度から希望者のみに発行
ANAのステイタスカードやスーパーフライヤーズラウンジカードのプラスチックカードは、ANAのステイタスを証明するカード。
会員によって、付与されるカードが違っていて、
・ANAの上級ステイタスを持っている人は、ステイタスカード
・スーパーフライヤーズ会員のみの人は、スーパーフライヤーズラウンジカード
が付与されます。
両方ひっくるめて、このページでは”プラスチックのANAのステイタスカード”と呼んでいます
このプラスチックのANAのステイタスカードは、2023年度までは、毎年3月頃に郵送で登録住所に送られてきていたのですが、「2024年度から希望者の申告制に変更になる」と案内がありました。
一足先にJALがプラスチックカードは申告制に変更していましたが、ANAも同様になったようですね。
(プラスチック削減の一環なのかな)
「アプリで表示できるデジタルステイタスカードで、プレミアムメンバーサービスを全て利用できるようになった」、ということで、2024年度からは、
- ”ANAのプラスチックのステイタスカード”の発行は希望者制に変更。
希望者はWEBから期限内に発行申請が必要 - プラスチックカードを発行しない場合は、「ANAマイレージクラブアプリ」のデジタルカードの表示でステイタス証明はOK
という方式になりました。
2024年2月15日から申請がスタートしました!
ANAのステイタスカードはどんな時に使う?
ANAのステイタスカードはどんな時に使うかというと、
- ANAやスターアライアンス、ANAとマイレージ提携している航空会社のラウンジに入る時
- チェックインカウンターでANAのマイレージ登録する時
- ステイタスホルダー専用のチェックインカウンターを利用する時
など、空港でANA・スターアライアンスのステイタス特典を利用したい時に、ステイタスの証明として使います。
とはいえ、国内線ではANAカードでも対応してもらえるので、日本では利用することはほとんどないです。
活躍するのは、海外に行くとき。
特にスターアライアンス所属ではない、ANAと独自にマイレージ提携している航空会社だと、ANAカードではステイタスの証明にはなりません。
スターアライアンス系の航空ラウンジは、入室条件に搭乗券とステイタスカードが必要とあるので、必携でした。
ということで、私は、ANA便・スターアライアンス便・マイレージ提携便に乗るときには必ず持って行きます。
ベトナム航空便やシンガポール航空便に乗ったときにも使いました!
このステイタスカードの提示がアプリでもできる、ということで、プラスチックカードが自動郵送ではなくなるようです。
ANAマイレージアプリでデジタルカードを表示できる
ANAのデジタルステイタスカードは、「ANAマイレージアプリ」から表示できます。
「ANAマイレージアプリ」を起動したら、左上の[QRコードマークのボタン]を押せば、デジタルカードが表示されます。
こちらの画面をステイタス表示が必要な場面で見せればOK。
2タップなので、楽ちんですね!
ANAアプリでは表示できない。ANAマイレージアプリでないと表示できない
ちょっと紛らわしいのは、「ANAアプリではなく、ANAマイレージアプリでないと、デジタルカードを表示できない」ということ。
ANAが提供しているアプリはいくつかあるのですが、中でも雰囲気が似ているのが、「ANAアプリ」と「ANAマイレージアプリ」。
他にも機能はありますが、ざっくり分けると
・チケットやツアーの空席検索・予約管理や搭乗券の表示は、「ANAアプリ」
・デジタルカードの表示やANA Payの利用は、「ANAマイレージアプリ」
です。
紛らわしいので、統一して欲しい・・・
一応「ANAアプリ」と「ANAマイレージアプリ」両方が入っていると、間違えてANAアプリを起動してしまっても、「ANAマイレージアプリ」に飛べるようになっていました。
「ANAアプリ」のホーム画面の「ANAマイレージ」を押すと、「ANAマイレージアプリ」が起動しました。
「ANAマイレージアプリ」が開いたら、左上のQRコードボタンを押せば、デジタルカードが表示されます。
インターネット接続ができなくてもデジタルカードの表示はできそう
「インターネット接続がない状態だとアプリじゃステイタス表明できないんじゃないの?」と心配したのですが、クリアできているようです。
試しにモバイル通信やWiFi接続をオフにしてみて、ANAマイレージアプリを開いてみたのですが、ANAデジタルカードは表示できました。
なので、海外で通信手段がないときでも開けそうかなぁとは思いました。
とはいえステイタスが上がった間際のときには、インターネット接続がある状態の方が安心かも?
プラスチックのステイタスカードが必要な人は毎年申し込みが必要。※2024年度の申し込みは2月15日からスタート
ANAマイレージアプリのデジタルカードで、プレミアムサービスはすべて利用OKになったということで、ステイタスカードの自動発送がなくなります。
ステイタスカードをこれまで通りプラスチックカードで利用したい方は、これから毎年申し込みが必要です。
2024年の申し込みが2月15日からスタートしました!
申し込みから、手元に届くまで約2週間ほどかかるので、早めの申し込みがおすすめです。
プラスチック版のANAステイタスカードの発行方法
ANAのプラスチックカードの発行申し込み期間・発行方法はこちら。
発行申し込み期間:2024年2月15日(木)14:00~2025年1月14日(火)
申し込み方法:
- ANAウェブサイトにログイン
- マイメニューの「会員情報の登録・変更」>「送付物の設定・変更」を開く
- メールアドレスでワンタイムパスワード認証をする
- 「送付物のお届けと住所の変更」ページでプラスチックカードを申し込む
ポイントは、申し込み期限が有効期限直前の1月中旬であることと「送付物の設定・変更」メニューを開く際に、ワンタイムパスワード認証が必要になること。
「送付物の設定・変更」を押すと、ワンタイムパスワードの入力画面が開きます。
登録しているメールアドレス宛に送られてきたワンタイムパスワード(イラスト+数字)の入力をしないと、申し込みがスタートしないのでご注意を。
「住所など変更」画面が開いたら、「送付物の種類」の中のステイタスカードの送付リクエストがなっているかをチェック。
「希望しない」になっていたら、郵送されてこないので、[登録/変更]ボタンを押します。
「送付物送付先希望指定」をします。
自宅と勤務先を選べるようになっていますが、ここは変更なければ、[次へ]でOK。
「内容確認」画面で「希望する」になっているのを確認できたらOK。
[登録する]ボタンを押したら、ステイタスカードのリクエスト完了です。
プラスチックのANAのステイタスカードは必要?
プラスチックのANAのステイタスカードは必要かどうかですが、旅行スタイルによるのかなぁと思います。
JALのステイタスカードのページでも書いていますが、私は”欲しい派”です。
家族で旅行することが多いので、まとめて私がチェックインカウンターで手続きすることが多く、プラスチックカードの方が扱いやすいからです。
また、海外に行くときは、ANA便ではなく、スターアライアンス便やANAのマイレージ提携便の方が多いので、認識レベルがどのくらいなのかなぁと心配なので。(特にマイレージ提携便の方)
国内・1人旅だとアプリで十分だと思います
アプリだと家族分をまとめて出しにくい
我が家の場合だと、私・父・母の3人がスーパーフライヤーズ会員資格があるのですが、手続きの際に全員のステイタスカードを出すのは、やはりアプリよりもプラスチックカードの方が、楽ちんです。
まず、ANAマイレージアプリがスマホ・タブレットに入っているのは私だけ。
それは「アプリ入れてね」でクリアできるのですが、端末を預かってアプリ画面を開いてとなると、あまり現実的ではないです。
ということで、ステイタスカードを申請しました。
たぶんこれからも申請すると思います
まとめ
ANAのステイタスカード・スーパーフライヤーズラウンジカードのプラスチックカードの発行方法と使い道についてでした。
ANAマイレージクラブアプリでのステイタスカード表示でOKとのことなので、スマホ1台でできる範囲が広がったのは便利になったかなと思います。
ただ、まとめて出すのがアプリだと難しかったり、どのアプリか紛らわしかったりと、課題もあるので、プラスチックカードが廃止になるまでは、我が家は申請をしようと思います。
コメント