ANAが出国書類の事前チェックサービスをスタート。
書類で引っかかる方が多いと聞くのでうれしいサービス
まだ使う予定はないのですが、便利なサービスが始まったなと思ってチェックしてみました。
ANA Travel Readyについてです。
「ANA Travel Ready」。羽田・成田発の国際線で出国書類を事前チェック
2022年2月10日の搭乗分から、ANAの新しいサービス「ANA Travel Ready」がスタート。
「ANA Travel Ready」は、ANA便を利用する人向けには、ANAが事前に出国時に必要な渡航書類を無料でチェックしてくれるサービスです。
対象便:2022年2月10日(木)日本発のご搭乗分
対象路線:成田・羽田発ー米国路線、欧州路線、中国路線(北京線は除く)
申請リミット:出発12時間前まで
結果のお知らせ:出発72時間前から順次、6時間前までに通知
WEBで所定の時間までに書類を提出すると、チェックしてもらえます。
出国には渡航書類の準備が必要。国ごとに必要書類が異なる
現在、日本から海外に渡航するには、パスポートのほか、コロナ陰性証明書やワクチン接種証明書など、書類の提出が求められています。
この書類の準備が結構厄介で、国ごとに求められる内容、書式、PCR検査の検査方式が異なります。
まだ私もコロナで渡航制限がでてから、海外に行っていないので、ネットで出国者の体験レポートを見聞きするくらいですが、結構苦労したという話を聞きます。
ANAは空港でもグランドスタッフの方が書類チェックを行ってくださるようですが、当日不備が分かるのも困りますよね。
ANA Travel Readyで事前書類チェックしてもらえる
ANA Travel Readyでは、その飛べないリスクを減らせるサービス。
- 必要な渡航書類の確認・準備は自分で行う
- 出発の12時間前までに事前申請する
- 出発の6時間前までに結果通知。必要に応じて書類再提出
と、あくまで準備主体は搭乗者本人ですが、事前にチェックしてもらえることで、当日空港で飛行機に乗れないという状況は回避しやすくなると思います。
今後、観光客が出国できるようになっても、しばらくはこうした渡航書類が求められる状況は続くと予想されるので、こうしたANAの取り組みはありがたいですね。
今のところ羽田・成田発限定。日本発便のみ
ただ、サービスは現在限定的。
チェックしてもらえるのは、日本発のANA便、それも羽田・成田発のみです。
なので、海外から日本に戻ってくる場合の書類はチェック対象外です。
また、ANA国内線で地方空港から成田・羽田で乗り継ぎいで海外に行く場合も対象外。
今は、出国する人が少ないので限定されていますが、徐々に出国者数が増えてきたら対象空港が増えるかもしれませんね。
まとめ
ANA Travel Readyについてでした。
日本から出発する人にとって、強力なサポートになると思います。
このコロナ渦に何度も渡航している人は困らないかもしれないですが、久々渡航するという人はANAを選ぶ理由になりそうですね。
コロナが空けたら、羽田発のANA便でウィーンに行きたいなぁと思っていたので、もしかしたらお世話になるかも。
コメント