JAL PayとANA Payの違いは? | 今日もどこかに旅したい

JAL PayとANA Payの違いは?

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JALの「JAL Pay」とANAの「ANA Pay」の機能やマイルのたまりやすさを比べてみました。

似てる部分が多いですが、ちょっとずつ違います

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JAL PayとANA Payの共通点や違いは?

世の中いろんなスマホ決済サービスがありますが、JALとANAにもスマホ決済サービスがあります。

JALのスマホ決済は、JAL Pay。
ANAのスマホ決済は、ANA Payです。

JAL PayもANA Payもよく似ていて、

・iOS・Android両方に対応
・使えるスマホ決済手段は同じ。ブランドが異なる
・マイルからチャージできる
・マイルチャージと現金チャージの残高の扱いが異なる
・自社カードの優待店でのボーナスマイルはつかない(=自社カードの方が有利なことがある)

というところは同じ。

なので、「国内で支払いに使うスマホ決済」という意味では、JAL Pay・ANA Payもほぼ機能は変わらず航空系以外のスマホ決済と比べると、マイルが使いやすい・たまりやすい決済方法、と言えるかなと思います。

とはいえ、違う部分もいろいろ

JAL PayとANA Payで大きく違うのは、

・JAL PayはMaster系、ANA PayはVisa系
・JAL Payはチャージでマイルがたまらない、ANA Payはチャージでマイルがたまる
・JAL Payは海外でマイルがたまりやすい、ANA Payは国内でも海外でも変わらない

というあたりかなぁと思います。

JAL PayとANA Payの機能やマイルのたまりぐらいを比べて見ましょう!

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JAL PayとANA Payの比較

まず、ざっくりJAL PayとANA Payを比べて見るとこんな感じ。

#JAL PayANA Pay
決済方法タッチ決済(Master/QUIC Pay)
コード決済
バーチャルカード決済(Master)
タッチ決済(VISA/ID)
コード決済
バーチャルカード決済(VISA)
チャージ方法JALマイル
カード/銀行/マイル
ANAマイル
カード/銀行/マイル
マイルチャージ後の
残高扱い
JAL Payポイント
100マイル~
最大交換レート 1 : 1.1
ANA Payマイル
1マイル~
1:1
マイル以外で
チャージ後の残高扱い
円・米$ANAキャッシュ(円)
マイルチャージ残高の
有効期限
交換月含めて
13か月後の月末
残高増減翌月から
起算して12か月
マイル以外で
チャージ後の
残高の有効期限
残高増減日から5年間残高増減翌月から
起算して48か月
オートチャージOK
JAL NEOBANK/
住信SBIネット銀行
口座振替のみ
OK
クレジットカードのみ
チャージでの
マイル積算
NG → OK
※キャンペーン期間中のみ
OK
ANAカードのみ
ショッピング
でのマイル積算
OK
200円=1マイル
OK
200円で1マイル
両替でのマイル積算OK
ショッピング+ATMコース
:1,000円=7マイル
ショッピング専用コース
:5マイル
NG
航空券購入での
ボーナスマイル積算
OKOK
残高の両替OK
銀行からのチャージ分のみ
NG
海外ATM出金OK
クレジットカード
チャージ分以外
NG

似てる部分も多いですが、ちょっずつ機能が異なりますね。

それぞれ細かく比べて見ましょう!

決済に使える場所が多いのは?

「決済に使える場所が多いのは?」というと、JAL PayとANA Payはほぼ同じ。

まず決済手段は、タッチ決済、コード決済、バーチャルカード決済とほぼ同じ。

タッチ決済はApple PayやGoogle Walletに入れて、コード決済はそれぞれのアプリから起動して利用できます。

ブランドは異なるものの加盟店数はだいたい同じかなと思います。

最近だと、VISAが使えるお店≒Masterが使えるお店、IDが使えるお店≒QUIC Payが使えるお店であることが多いので、ほぼ同じかなと思います。

JALはMaster&QUIC Pay

JALはタッチ決済はMaster、国内のIC決済はQUIC Payと組んでいます。

また、JAL Global Walletでプリペイドカードを発行すると、プリペイドカード決済を利用できます。

ANAはVISA&ID

ANAはタッチ決済はVISA、国内のIC決済はIDと提携しています。

ANAは物理決済方法はありません。

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マイルの使い道としていいのは?

JAL PayもANA Payもチャージ方法として、マイルからチャージをすることができます。
少ないマイル数からチャージすることができるので、有効期限の近いマイルの消化先としては便利。

それぞれ、マイルでチャージすると

・JAL Pay → JAL Payポイント
・ANA Pay → ANA Payマイル

として残高チャージされます。

現金チャージとは違う扱い

JAL PayポイントとANA Payマイルの特徴はこんな感じ。

JAL PayポイントANA Payマイル
最低交換マイル100マイル1マイル
交換レート1 : 11 : 1
大量交換レートアップ10,000マイル以上で
1 : 1.1
なし
家族分のマイル交換OK交換NG
有効期限交換月含めて
13か月後の月末
残高増減翌月から
起算して12か月
交換レートがいいのはJAL Pay

10,000マイル以上と言う限定ですが、交換レートがよくなるのは、JAL Pay。
家族でためたマイルも使えるので、大量交換しやすいかと思います。

端数マイルが使いやすい・寿命が長いのはANA Pay

一方端数のマイルが使いやすいのは、ANA Pay。
1円分でも残高が増減すれば、1年ANA Payマイルの寿命が延びるので、マイルの延命措置としてもよいかなと思います。

注意したいのは、家族のマイルは交換できないことと、自分のマイルでも「グループ1から3」のマイル口座グループのマイルしか交換できません。

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国内利用でマイルがたまりやすいのは?

JAL Pay・ANA Payは、ショッピングでマイルがたまります。

たとえば、1,000円分のチャージをして、チャージ分を国内で利用した場合のマイルのたまり具合はこんな感じ。

#JAL PayANA Pay
1,000円分のチャージマイルはたまらない
※キャンペーン利用時は、1%還元
 →10マイル
ANA一般カード:1マイル
ANAゴールドカード:6マイル
ANAプレミアムカード:11マイル
キャッシュチャージ分で
1,000円分の支払い
200円で1マイル
→5マイル
200円で1マイル
→5マイル
JAL Payは0.5%、キャンペーン時は1.5%

JAL Payは通常だと、チャージではマイルはたまりません。

また、JALカードで支払ったときと違って、JAL特約店でJAL Payで支払ってもマイルは2倍にはなりません。

ということで、JAL Payで支払い時には、200円で1マイルたまるので、0.5%還元になります。

ANA Payは、0.6%~1.6%。チャージでたまる分、ANA Payが多め

ANA Payは、チャージでも、ANA Payの利用でもマイルがたまります。

ANAマイルがたまるチャージ方法は、ANAカードからのチャージのみ。
また、利用したANAカードによって、還元率が異なっていて、

ANAカードからの1,000円のチャージで、

・ANA一般カード:1マイル
・ANAゴールドカード:6マイル
・ANAプレミアムカード:11マイル

となっています。

ANA Payで支払い時には、200円で1マイルたまります。
JAL Payと同じで、ANAカードマイルプラス店で、ANA Payを利用しても、ボーナスマイルはつきません。

チャージと支払いで、ANA Payのマイル還元率は、ANAカードの種類ごとに、

・ANA一般カード:0.6%
・ANAゴールドカード:1.1%
・ANAプレミアムカード:1.6%

となります

通常時は、ANA Payの方が有利

ただ、海外利用分はJAL Payの方が有利です

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海外利用でマイルがたまりやすい&便利なのは?

JAL Pay・ANA Payは、海外でも利用できます。

ただ、国内と違って、利用できる決済方法が減るのと、海外事務手数料がかかります。

#JAL PayANA Pay
使える決済タッチ決済(Master)
プリペイドカード決済
タッチ決済(VISA)
海外事務手数料4.0%
※主要15通貨以外
4.07%
両替機能ありなし
海外ATM出金ありなし
買い物でたまるマイル200円で1マイル200円で1マイル
両替分でたまるマイルショッピング+ATMコース
:1,000円=7マイル
ショッピング専用コース
:5マイル
なし

たとえば、1,000円分のチャージをして、チャージ分を海外で利用した場合のマイルのたまり具合はこんな感じ。

#JAL PayANA Pay
1,000円分のチャージマイルはたまらないANA一般カード:1マイル
ANAゴールドカード:6マイル
ANAプレミアムカード:11マイル
両替1,000円で7マイル両替不可
キャッシュチャージ分で
1,000円分の支払い
200円で1マイル
→5マイル
200円で1マイル
→5マイル
JAL Payは、Masterタッチ、プリペイドカード決済。両替やATM出金も使える。還元率は1.2%

JAL Payは元々あった、海外決済用サービスの「JAL Global Wallet」の機能がついているので、海外での決済機能が強め。

支払い方法は、Masterタッチのほか、JAL Global Walletで発行できるプリペイドカードを支払い似利用できます。

また、両替機能や海外ATM出金機能があるので、海外機能が強めです。

マイルのたまり具合は、というと、JAL Payは国内同様、海外でもチャージではマイルたまらず、JAL Payは両替&利用で、マイルがたまります。

1,000円分の両替と利用だと、

両替分:7マイル+買い物分:5マイル=12マイルたまります。

ということで、JAL Payの海外での利用時のマイル還元率は、1.2%

ANA Payは、VISAタッチが使える。国内とマイル還元率は変わらない0.6%~1.6%。

ANA Payは海外でもVISAタッチとしては使えるものの、マイルのたまり具合は国内と同じです。

ANA Payはチャージ&利用でマイル還元率は、ANAカードの種類ごとに、

・ANA一般カード:0.6%
・ANAゴールドカード:1.1%
・ANAプレミアムカード:1.6%

たまります。

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まとめ

JAL PayとANA Payの違いについてでした。

機能で比べると、日本で使う分には、どちらもほぼ同じ。
海外で使う分には、JALの方が機能が強いです。

マイルのたまりやすさでいうと、残念ながらどちらもがっつりマイルがたまるスマホ決済ではないです。
なので、正直こちらもあんまりどちらも変わらないし、すごいマイル活動向きなアプリとも言えないです。
ただ、航空系カードの守備範囲以外でもマイルがためられる可能性があるので、ちょっとでもマイルをためたい場合には利用する価値ありかなと思います。

JALマイラーならJAL Pay、ANAマイラーならANA Payとなるわけですが、どっちもためている人、あまりマイルは意識していないけど、どっちか使ってみようかなという人だと、持っているカード次第かなと思います。

0.1%の差の目をつぶれば、

・ANAゴールドカード以上を持っている→国内・海外ともにANA Pay(1.1%~1.6%)
・ANA一般カードしか持っていない→海外はJAL Pay(1.2%)、国内はANA Pay(1.1%~1.6%)

という境界線になるかなと思いました。

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