JALとANAのステータスを同時にとる!私が”紫修行”に挑戦した理由 | 今日もどこかに旅したい

JALとANAのステータスを同時にとる!私が”紫修行”に挑戦した理由

ステータス修行旅
記事内に広告・プロモーションを含む場合があります。

2018年。
私はJMB サファイア&ANA プラチナステータスに同時に挑戦して、無事、両方とも達成してJGCとSFCに入会しました。

マイル修行の世界では、両社のコーポレートカラーを元に、
JAL(赤)」+「ANA(青)」で、”紫修行なんて言われたりもします。

片方のステータスを取るだけでも大変で”修行”と揶揄されるのに、なぜ”紫修行”に挑戦したのか。

あまり需要はないかもしれませんが、その理由について書いてみたいと思います。

2020年はコロナウイルスの関係もあり、修行しにくい年だとは思いますが、

  • ステータス修行をしようか迷っている方
  • ステータスをとるならJALとANAどちらにしようか迷っている方
  • 紫修行する人ってどんなこと考えてるんだろうと思った方

の参考になればと思います。

航空ステータスを取ろうと思う理由、紫修行しようと思う理由は、人それぞれだと思いますが、私の場合は、私の旅のスタイルタイミングが決め手だったと思います

具体的にやった修行方法については、こちら。

スポンサーリンク

ステータス修行をしようと思ったきっかけ

そもそもなぜ、ステータス修行をしようと思ったのか?
はじめは、知人からの勧めがきっかけでした。

ANAのステータス持ちの知人が、私の旅行好きを知って、
「それだけ旅行に行っているなら、ちゃんと計画すれば航空会社ステータスがとれるんじゃない?
取ったら便利だし一生ものだよ?」と、いろいろ教えてくれたところからスタートしました。

一度は「修行って大変そう、コストに見合わないかな」と思い、あきらめました。
しかし、それから数年たち、1年に行く旅行回数が増えたので改めて考えるようになったのです。

当時、30代がそろそろ見えてきたころ。
東京での生活が疲れてきて地元へのUターンを真剣に考え始めた頃でした。

これから先どうしようかなーと考える中で、

「これから先どうなるかわからないけれど、旅行に行かなくなることはないだろう。
一人で旅行に行くことも増えるかもしれないし、自分や家族が年をとって体力が減った時に、安全・快適に旅したい!

と、未来の自分へのプレゼントのつもりで始めました。

スポンサーリンク

JALとANA、どちらの修行をするのか

ステータスを取ることは決めました。次はJALとANAどちらのステータスをとるかです。

当然、修行中・修行後と、ステータスを取った航空会社に乗ることが多くなるので、どちらの航空会社が

  • 自分の旅行・生活スタイルに合うか?
  • 修行しやすいか?

それぞれの航空会社・航空ネットワークや特色を比べて検討しました。

当時の自分がどちらにしようか迷った理由です。

JALのステータスが欲しい・とりやすそうと思った理由

JAL CLUB EST会員だったから

JAL CLUB EST会員は、20代限定のJALのマイレージ会員。
ステータスやJGCほどではありませんが、JAL CLUB EST会員には独自の特典があります。

JAL CLUB ESTカードのサイトより引用


通常のJAL会員よりもステータス獲得に有利だし、修行期間中でも快適に空の旅を楽しめそうかなと思いました。

JAL CLUB ESTカードについてはこちら

修行者向けキャンペーンが多そうだったから

明示的にキャンペーンの案内に、”修行者向け”という記載があるわけではないのですが、JALもANAも修行者向けと思われるキャンペーンがあります。

 ・JALカード保持者がその年の初搭乗でフライオンポイントプレゼント
 ・キャンペーン路線への搭乗でフライオンポイントやマイルのプレゼント

など、JALはキャンペーンが多く修行しやすそうだなと感じました。

国内離島路線が充実しているから

主要空港はJAL・ANAどちらも就航していますが、地方空港は片方しか就航していない空港もあります。中でも、鹿児島や沖縄の離島はJALの路線が多いです。

海やあたたかい気候のところが好きなので、島旅するならJALに乗る機会が多くなりそうと思いました。

都道府県シールのイベントをやっていたから

2018年度は、JALの国内線機内でCAさんがご自分の好きな都道府県のシールを希望者に配るという「JAL TODOFUKEN SEAL」イベントをやっていました。


ステータスの取得には全く関与しませんが、飛行機にたくさん乗りたくなるだろうなと思いました。

なお、現在はこのイベントも、後継のスマホアプリの電子スタンプを集める「JAL TODOFUKEN STAMPも終了しています。

ANAのステータスが欲しい・とりやすそうと思った理由

地元の空港に多く飛んでいたから

修行当時は東京に住んでいましたが、実家は名古屋。
メイン空港はセントレアです。


セントレア発着の国内線は、ANAの路線の方が多いです。

地元に戻った時に、国内線はANAの方が乗る機会が増えそうと考えました。

プレミアムポイントが結構たまっていたから

修行しようと思ったときに、すでにそれまでの旅行分でANAのプレミアムポイントが9,500ポイントほどたまっていました

意識せずステータス獲得のためのポイントがたまっているということは、よく乗るということでもあります。

搭乗機会の多い航空会社のステータスがあった方がいいと思いました。

東南アジアによく行くから

週末旅や家族との旅行では、比較的日数が短くても現地にいる時間が確保しやすい、東南アジアに行くことが多いです。

JAL・ANAももちろん各国に路線はありますが、チケットが安い現地の航空会社を利用することがほとんどです。

そして、東南アジア各国のフラッグシップ・キャリアはどちらかというと、ANA寄りの航空会社が多いです。

ANA・シンガポール航空、タイ航空:スターアライアンスに加盟
ベトナム航空、ガルーダ・インドネシア航空:ANAと独自提携
JAL・マレーシア航空:ワンワールドに加盟

ANAはスターアライアンスに所属しているため、ANAプラチナステータスを取得すると、スターアライアンスゴールドのステータスを保持していることになります。

また、スターアライアンスに所属していない航空会社でも、ANAが独自に提携している航空会社ではANAのステータスが活用できます。

ANAのステータス特典が活かせる航空会社が多いため、東南アジアによく旅行するならANAのステータスの方が便利だと思いました。

どっちもほしい理由

JAL・ANAどちらにもステータスがほしい理由があり、取りやすそうな理由があり、どちらか絞り込める決定的な理由もなく、ふと、がんばったら両方ステータスとれるんじゃない?という気になりました。

パッケージツアーを利用することがあるから

それまで、航空チケットとホテルを別々に予約して旅行にいくという機会があまりなく、航空会社でツアーを選ぶということはしていませんでした。

特に家族旅行では、旅行会社のパッケージツアーでフライトスケジュールやルアー内容、日程を重視して選ぶことが多いです。


パッケージツアーの場合、「航空会社未定」というプランも存在します。

特にSALE価格のツアーに多いと思います。航空会社の縛りなくツアーを選ぶには両方ほしいと思いました。

周りにJAL派とANA派といたから

一人旅しかしないならともかく、誰かと旅行に行くなら、一緒に行く人の意見も重要です。

家族は航空会社にこだわりないものの、友人はJAL派とANA派といました。

2つともステータスがあれば、どちらの派閥の人と旅行行くときでも対応できると思いました。
ちょうど同じ年にそれぞれ、修行しようとしている人たちもいましたしね(笑)

ただ、実際に修行を始めてからは、修行仲間と一緒に旅行する場合でも別々にチケットを取ったり、現地集合・現地解散するようになったので、JAL・ANAどちらかに修行を絞ったとしても問題にはならなかったと思います。

できるうちに取ってしまいたかったから

JAL・ANAの両方ステータスがあった方が便利というのは間違いないのですが、両方一緒に取る理由には弱いです。

どちらか1つだけ取得した方がコストは半分ですみますし、両方とろうという場合でもまず1つ取った後別の年に修行する方が確実です。

それでも、両方一緒に修行してしまおうと思ったのは、今のうちしかできないかもしれない、と思ったからです。

“立地・時間・お金”が自由なうちにとってしまった方がいいと思ったから。
これが1番の理由だと思います。

東京に住んでいるうちの方が路線・便数の選択肢が多く、空港へのアクセスも簡単です。

旅行好きな家族でさえあんまり理解できないことをしようとしていると思ったので、一人でふらっと出かけやすいうちがいいかなと思いました。

スポンサーリンク

まとめ

理由になっているような、理由になっていないような動機ですが、

  • JAL・ANAどっちもあった方が私の旅行スタイルに合っている
  • できるうちに取った方がいいだろう

と思って、紫修行に突入することになりました。

とりあえず夏ごろまではある程度好きに旅行して、両方のステータスを取るのが無理そうだったらどちらかのステータスに絞ろうと思いましたが、結局最後まで二刀流のまま突っ走りました。

旅行漬けの1年で楽しかったですが、ほとんど週末自宅にいないという月もあったので、片方ずつ修行した方が他のことも楽しめると思います。

どうやって”紫修行”したかは、こちら。

コメント