ANAの株主優待割引運賃の使い方。メリット・デメリットは? | 今日もどこかに旅したい

ANAの株主優待割引運賃の使い方。メリット・デメリットは?

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ANAの株主優待の特典の1つに、飛行機の割引があります。
ANAの国内線に普通運賃の50%OFFで乗ることができます。

先日、2024年9月権利確定分の株主優待が届きました。

「ANAの株主じゃないけど?」という人でも大丈夫。
搭乗日までに「ANA株主優待券」を入手できれば、株主優待割引を利用できますよ。

ANAの株主優待割引運賃についてです。

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ANA株主優待割引運賃とは?ANAの株主でなくても利用できる

ANA株主優待割引運賃とは、ANA国内線の割引運賃の1つ
エコノミークラス、プレミアムクラス両方にANA株主優待割引運賃の運賃設定があります。

  • ANA国内線に普通運賃の半額で搭乗することができる
    国際線では利用できない
  • エコノミークラス→株主優待割引運賃
    プレミアムクラス→プレミアム優待割引運賃
  • 「株主優待番号ご案内書」(「ANA株主優待券」)が必要

ANAの株主優待券の正式な名前は、「株主優待番号ご案内書」といいます。
耳慣れないと思うのでこのページでは「ANA株主優待券」と記載しますね。

ANA株主優待割引運賃は、ANAの株主向けに発行されている「ANA株主優待券」を持っている人が利用できます。
1フライトにつき、1枚必要です。
エコノミー席に乗る場合でも、プレミアム席に乗る場合でも、必要な枚数は1フライト1枚で同じです。

乗り継ぎで、片道2区間を株主優待割引運賃で乗る場合は、2枚必要になります。

「ANA株主優待券」は、こんなカードタイプのもの。
クレジットカードくらいの大きさで、スクラッチがついています。

ANAの株主優待券

この「ANA株主優待券」を持っていれば利用できるので、実はANAの株主でなくても利用できます。

しかも予約時になくてもOKです。

「ANA株主優待券」の有効期間。

株主優待券は有効期間があります。

有効期間=搭乗可能期間です

ANA株主優待券に記載の有効期間中に飛行機に乗らないといけません。
予約・購入日期間ではないので注意です。

現在or今後、有効な「ANA株主優待券」は、こちら。

券面券の色有効期限
ANAの株主優待券黄色2023年12月1日~2024年11月30日
ピンク2024年6月1日~2025年5月31日
緑色2024年12月1日~2025年11月30日
現在・今後有効な「ANA株主優待券」の有効期限と券面

ANAの株主優待券の有効期限は1年間で設定されています。

ちなみにJALの株主優待券の有効期限は1年半でANAより半年分長いです

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株主優待割引を使うメリット・デメリット

普通運賃の半額というと、セール運賃の方が安いことがありますが、

  • 空席があればいつでも普通運賃の半額
  • 予約便の出発まで変更が何度でも無料でOK
    払戻手数料440円でキャンセルできる
  • マイル・プレミアムポイントの
    • 株主優待割引運賃→75%
    • プレミアム優待割引運賃→125%

というのが「株主優待割引運賃」の強みです。

予定変更が多くなりそうなときに便利で、セール運賃が高い年末年始やお盆ときにお得に飛行機に乗れます。

また、SFC修行をするときに使い勝手がいい運賃です。
特に、長距離路線×「プレミアム株主優待割引」は、SFC修行と相性がいいです。

逆に株主優待割引のデメリットは、

  • 株主優待割引の座席数が限られている
  • 株主優待券が必要
  • セール運賃より割高

ところ。

人気路線の土日や繁忙期だとなかなか予約がとれません。

特に、沖縄便のプレミアムクラスは争奪戦になりがちです。

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ANA株主優待割引運賃の使い方

ANAの株主優待割引運賃の使い方です。

  • ANAのWebサイトで株主優待割引運賃で予約・チケット購入する
  • 搭乗日までに株主優待券番号を登録する

ポイントは、チケットの予約・購入時には株主優待券がなくても大丈夫ということ。

株主優待券が手元にない場合でも予約・購入手続きはできます!

株主優待割引の場合は、予約してから3日以内が購入期限

購入期限までに、ANAの株主優待券が手に入らなかったからといって、株主優待割引運賃でのチケット購入を諦める必要はありません。

株主優待券番号の登録は、搭乗するまでに登録すればいいので、株主優待券番号の確保を待たなくても予約・購入OKです。

ここは、JALの株主優待券と使い方が異なるところです。

それでは、ANAの株主優待券の使い方の詳しい手順を見ていきましょう!

ANAのWebサイトで株主優待割引運賃で予約・チケット購入する

チケット予約・購入方法は、ANA Webサイトから購入する方法とほとんど変わりません。

ANAのWebサイトで乗りたい日程・路線で検索をします。
検索結果から「株主優待割引運賃」のチケットを選んで、予約・購入手続きを行います。

プレミアムクラスは「プレミアム株主優待割引」を選びます。

見ての通り、満席や空席待ちが多いです。
プレミアムクラスが設定されていない機材もあります。

その他の運賃同様、空席待ちすることもできます。
空席待ちの場合も、すぐには「ANA株主優待券」は不要です。

搭乗日までに株主優待券番号を登録する

いつものチケット購入と異なるのは、株主優待券番号の登録作業が必要なところ。

[株主優待番号登録]の画面で、株主優待券番号と登録用パスワードを登録します。

登録用パスワードは、「ANA株主優待券」のスクラッチ部分を削ると出てきます。

削り過ぎに注意。台紙まで削れてしまうことがあります。

登録方法(ANAのWebサイトより引用)

予約・購入手続きから時間が経っている場合は、ANAのWebサイトの「国内線 予約確認・購入・変更」から[株主優待番号登録]の画面を開くことができます。

「予約確認・購入・変更・座席指定」から、予約・購入したチケットを開いて手続きしましょう。

空港の自動チェックイン機でも登録できますが、事前にWebから登録しておく方が無難です。

搭乗するまで番号は保管しておくこと

払い戻しをした場合、再度株主優待割引運賃を利用する可能性があります。

必ず「ANA株主優待券」は、予約した飛行機を降りるまで保管しておきましょう。

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ANAの株主優待券を手に入れる方法

ANAの株主優待券を手に入れる方法は、主に2つ。

  1. ANAの株主になる
  2. ネットオークション、金券ショップで買う

株主になって優待としてもらうか、株主優待券だけ購入するか、です。

ANAの株主になる

まずは、正攻法の「ANAの株主になる方法」です。

ANAの株主になるには、証券口座とANA株取得のための資金が必要です。
証券口座でANAの株を3月末・9月末までに100株以上保有していると、保有株数に応じて株主優待券がもらえます。

配布基準(ANAのWebサイトから引用)

株主優待券は、5月と11月の2回届きます。

株価の変動にもよりますが、100株でだいたい25万~30万円程度です。

コストはかかりますが、株の配当金やその他の優待があるのがメリットです。

ANAの株主優待には、

  • ANA株主専用ツアーの案内
  • ANA FESTAの割引券
  • ANAのカレンダーのプレゼント

などがあります。

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ネットオークション、金券ショップで買う

証券口座を持っていない、株主になるのは面倒、という方は、「ANA株主優待券」だけ購入する方法もあります。

こちらも株価同様変動しますが、だいたい1枚 \1,500~3,000程度で取引されています。

よく見かけるのは、

  • ヤフオク
  • 街の金券ショップ

あたり。

ANA株主優待はそれなりに流通しているので、値段にこだわらなければすぐに手に入ると思います。

私自身、ヤフオクや金券ショップで購入して利用したことがあります。
逆に株主になってからは、金券ショップでお譲りしたこともあります。

どちらの場合も、今までトラブルなく利用できていますが、ネットだと悪質な業者もいるようなのでご注意を。

以前は、メルカリでもANA株主優待券をよく見かけたのですが、規約変更により、出品禁止物になってしまったので、出品・購入ともにできなくなってしまいました。

購入する場合は、「ANA株主優待券」の有効期間に注意してください。
ANA株主優待券は1年間有効なので、有効期間が5月末と11月末のものと2種類出回っています。

株主優待券の期限が近づくと、値段が安くなる傾向があります。
5月末、11月末の旅行だと、お得にゲットしやすいです。

株主になると購入コストをかけずに、株主優待割引運賃を利用できるのが強みです。

また、「ANA株主優待券」のほかにもお得な特典もあります。

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まとめ

ANAの株主優待割引についてでした。

SFC修行する人や予定変更やキャンセルする可能性がある人には、ANAの株主優待は使いやすいです。

株主優待割引は当日でも予約はできますが、人気の路線やプレミアムクラスは、空席が埋まりやすいので、早めの予約がおすすめです。

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