「eJALポイント」と「JAL Payポイント」の違いについてです。
マイルをどっちに交換したらいいのかなぁと考えていたら、段々わからなくなったので整理してみました
「eJALポイント」と「JAL Payポイント」の違いは?
JALマイルから交換できるJAL謹製の電子マネーは、
- eJALポイント
- JAL Payポイント(JAL Global Wallet)
と2つあります。
元々JALの電子マネーといえば「eJALポイント」だけだったのですが、JAL Payが誕生して新たに、「JAL Payポイント」が誕生しました。
「eJALポイント」も「JAL Payポイント」も
- JALマイルから交換して、お金の代わりとして使える
- JALマイルに戻すことはできない
という点は同じなのですが、結構いろいろ違います。
違いや特徴を調べてみました
「eJALポイント」とは?
まず、「eJALポイント」とは、JALのWebサイト内で利用できる電子マネー。
ANAでいうSKYコイン相当のものです
1eJALポイント=1円として、JALのWebサイトやJALのアプリからのチケット購入やツアー代金の支払いに利用することができます。
「JAL Payポイント」とは?
一方、「JAL Payポイント」は、JALのスマホ決済の「JAL Pay」のポイント。
「JAL Pay」は、あらかじめお金をチャージして、タッチ決済・QRコード決済などができるプリペイド式の決済手段です。
ANAでいうANA Pay+α機能を持っています
そのJAL Payの残高をマイルでチャージしたものが「JAL Payポイント」。
1ポイント=1円として使うことができます。
JAL Payでは、マイル以外にもチャージ方法があって、各種銀行からチャージしたものは、円や米ドルなどの各国通貨としてチャージ・両替して利用できます。
「eJALポイント」と「JAL Payポイント」の違いは?
ざっくり「eJALポイント」と「JAL Payポイント」の違いをまとめると、こんな感じ。
比較してみて、有利な点を青文字にしました。
# | eJALポイント | JAL Payポイント |
---|---|---|
ポイント価値 | 1 eJALポイント=1円 | 1 JAL Payポイント=1円 |
有効期限 | 起算月の12ヶ月後の月末 ※無期化できる | 起算月を含めて13か月後の月末 |
入手手段 | マイルから交換 (キャンペーンプレゼント) | マイルからチャージ (キャンペーンプレゼント) |
マイルからの交換レート | 1 : 1 ⇒マイルの価値は1マイル=1円 | 1 : 1 ⇒マイルの価値は1マイル=1円 |
マイルの最低交換単位 | 100マイル~ 100マイル単位 | 500マイル~ 500マイル単位 |
大量交換による レートアップ | 10,000マイル以上の交換で 1 : 1 → 1 : 1.5 ⇒マイルの価値は1マイル=1.5円 | 10,000マイル以上の交換で 1:1 → 1 : 1.1 ⇒マイルの価値は1マイル=1.1円 |
使い道 | JALの航空券・ツアーのWeb支払い | バーコード決済 タッチ決済(Master / QUICPay) プリペイドカード決済(Master) バーチャルカード決済(Master) 海外ATM出金 |
不足時の併用支払い | クレジットカード併用OK | NG |
チケット購入時の ボーナスマイル積算 | なし | バーチャルカード決済で 200円で1マイル |
使用時のマイル積算 | 対象外 | 対象外 |
「JAL Payポイント」を使ったときとの比較なので、銀行からのチャージ残高を使ったときとの比較だと一部変わります。(両替できる、使用時にマイル積算があるなど)
eJALポイントの方が有利なのは?
「eJALポイント」の方が「JAL Payポイント」よりも有利なのは、「1マイルの価値が高い」、「有効期限を延長できる」というところ。
- 少ないマイルから交換できる。100マイル~交換OK
- 大量マイルレートアップが大きい。10,000マイル持っていれば、1.5倍。
- コンスタントにeJALポイントに交換すれば、有効期限を無期限化できる
- eJALポイント不足分はクレジットカードで支払いOK
eJALポイントは、JAL公式からのチケット購入か、JALのツアーの支払いにしか使えないので、どちらかというと、”JALの飛行機に乗る人向けのポイント”になっていると思います。
コツコツためるには、「eJALポイント」がよさそうです
足りなくても、カード支払いで補填できる!
JAL Payポイントの方が有利なのは?
「JAL Payポイント」の方が「eJALポイント」よりも有利なのは、「日常使いしやすい」、「海外旅行でも便利」というところ。
- JAL以外でも支払いに利用できる
- 海外ATMでの現地通貨出金できる ※ショッピング+海外ATMコース選択時のみ
JAL Payには、JAL Global Walletの海外利用要素がくっついているので複雑なのですが、”ためたマイルをあらゆる支払いで活用したい人”向けのポイントなのかなと思いました。
マイル価値はeJALポイントに劣るものの、「JAL Pay」の方が使い道が多いのが魅力。
JAL Payリリースキャンペーン開催中で、大量交換でマイル交換レートがアップ中。
期間:2024年3月2日(土)~2024年4月1日(月)
通常、10,000マイル→10,000JAL Payポイントのところ、10,000マイル→13,000JAL Payポイントに交換できます。
まとめ
eJALポイントとJAL Payポイントの特徴や違いについてでした。
マイルをどっちに変えるか、というと悩ましいところで、毎回考えて決めるかなぁと思います。
・500マイル以下のマイルが消えちゃう
・飛行機に乗るのに使いたい
・いつかJALで行きたいところができた
→eJALポイント
・しばらくJALの飛行機には乗らなさそう
・海外旅行に行く
→JAL Payポイント
みたいな感じで変えようかなぁと思っています。
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