昨年台風で断念した高千穂をリベンジ!ということで、高千穂~阿蘇のドライブ旅を計画。
高千穂峡は混み合うので午前中から回った方がよさそう、ということで、熊本空港から高千穂1泊、阿蘇で1泊、途中間に黒川温泉のお隣の飛瀬温泉で1泊の3泊4日で旅してきました。
飛瀬温泉では、天河山荘に宿泊。
宿の敷地内にケーブルカーで行く露天風呂がある!と気になって予約したお宿です。
山の中に建つお宿なので、夕食付にしました!
天河山荘の夕食レポートです。
天河山荘の夕食
天河山荘の夕食レポート。
2023年5月に、高千穂~阿蘇旅で天河山荘に泊まってきました。
・高千穂~阿蘇に向かう途中で1泊したい
・黒川温泉周辺がちょうどよさそう
・できたら温泉がいいなぁ
ということで、黒川温泉付近で、足が悪い母でも入れそうな温泉宿がないかなぁということで調べていたところ、このエリア、部屋風呂が温泉の宿や貸し切り風呂がある宿が多いんですね。
中でも、天河山荘は「全室お部屋に温泉風呂付。ケーブルカーで行く貸し切り風呂もあるらしい」、というところにビビッときて、予約してみました。
山の中にある隠れ家的お宿で、暗くなってから車で宿に向かうのは厳しそうというとのと、周りに飲食店がなさそうだったので、朝夕食付プランで予約しました。
ということで、夕食のレポートです!
天河山荘
公式Web:http://www.tengasansou.com/index.php
天河山荘の夕食会場は、個室のお食事処
天河山荘の夕食会場は、フロント近くのお食事処。
個室のお部屋で用意しています、とのことで、夕食時間になったら、お部屋から夕食会場に向かいます。
混雑状況
夕食の時間はチェックイン時に指定。
個室食なので、混雑は気にすることなく選べます。
ちょっとお部屋でゆっくりして、露天風呂も入りに行って、ということで18:30でお願いしました。
お食事処は、フロントのある母屋からつながっています。
1番フロントから遠いお部屋だったので、ちょっと距離&アップダウンあり。
手すりはあるのと、階段の段差自体は低いです。
私や父は全く問題ない移動距離&高低差。お食事前後の運動(にもならないくらい)なのですが、足が悪い母にはちょっと大変でした。
各お部屋が独立した離れ、と言う認識はあったのですが、廊下がこういう感じというのは調査不足でした。
フロントに行くと、スタッフさんが待っていてくれて、お部屋まで案内してくれました。
翌日の朝食も同じお部屋でした。
お部屋はいくつかあって、各グループごとに個室で食べる場所が分かれているので、完全にプライベート。
なんとなく声や気配は感じるのですが、他のゲストとは会いませんでした。
食事処近くにトイレもありました。
席タイプ
食事をいただくお部屋は、畳敷きにテーブル&椅子席。
掘りごたつのお部屋もあるようです。
小上がりになっていて、靴は脱ぐ必要があります。
母には上がり框がちょっと低く、靴の脱ぎ履き用に椅子席を用意していただきました。(助かりました。)
会場内からの眺望
お部屋からの眺望は、森ビュー。
なのですが、日が落ちて暗くなってきたので、障子がしまっていて外は見ず。
スタッフさんによると、動物もいるそうな
天河山荘の夕食メニュー
天河山荘の夕食システムやメニューは、ざっとこんな感じ。
・創作和食会席
・ご当地メニュー、地産メニューあり
・ご飯はお代わり自由
・デザートは、フルーツ!
・有料でアルコール提供あり
・アレルギー表示なし・英語表記なし
夕食のプランはいくつかあるようで、私たちは楽天トラベルから予約する際、メインを黒毛和牛の網焼きに指定していました。
お品書きはこんな感じ。
- 食前酒:杏酒
- 先付:きのこの白和え、小粒木の芽味噌
- 小鉢:奉書巻、ホッキ貝、オバイケ豆腐、胡瓜
- 前菜、烏賊明太和え、雲丹真丈、辛子蓮根、海老、合鴨、鱒の卵、空豆
- 碗物:蛤 三つ葉
- 造り:熊本名物 馬刺し
- 蓋物:南禅寺蒸し
- 焼物:山女魚の化粧焼
- 揚げ物:蕨と椎茸の天ぷら
- 強肴:黒毛和牛の炭火焼き
- 飯物:自家精米(あきげしき)
- 止碗:赤出汁、香の物
- デザート:フルーツ
5月の宿泊で、皐月と書かれていたので、月替わりなのかもしれません。
席に着いたときには、前菜までと馬刺しがセッティングされていて、碗物以降は頃合いを見計らって出てきました。
それでは、内容を見ていきましょう。
食前酒・先付け・小鉢・前菜
最初のスタートはここから。きれいな盛り付けの前菜たち。
食前酒は、杏酒。
我が家はだれもお酒を飲めない(果てしなく弱い)ので、食前酒もなめるくらいしかいただけなかったのですが、甘くて飲みやすそうでした。
お茶をいただきましたが、個別オーダーでお酒もオーダーできました。
造り:馬刺し
品書きの順序とちょっと入れ替わって、お造りもファーストスターター。
お造りは魚のお刺身ではなく、馬刺し、というのが熊本らしいですね。
馬肉なので、やや噛み応え強めの肉質。
十分臭みはないのですが、レモンと生姜でさらにさっぱりといただけました。
碗物:蛤 三つ葉、飯物
蛤のお吸い物と飯物のご飯。
ご飯は本当はもっと後なのですが、先に持ってきていただきました。
お米がいいのか、炊き方がいいのか、このご飯が格別おいしい!
「あきげしき」という品種で、オーナーさんが近くで作っていらっしゃるお米とのことでした。
焼物:山女魚の化粧焼
焼き物は、焼き魚。1人1匹ずつ、まるっと。
山川近いお宿らしいお料理。
小ぶりですが、きれいに焼かれていていい塩加減の焼き魚でした。
そして、塩焼きを食べた後だと、さつまいもの甘みも引き立ちます。
蓋物:南禅寺蒸し
蓋物は、南禅寺蒸し。
あんかけ茶碗蒸しのような感じ。出汁がよく効いていておいしいです。
とろっとした餡のおかげで、料理の温かさが長持ち。
5月で温かい時期とはいえ、ちょっとずつ、外の気温が下がってきたせいか、温かいお料理がよりおいしく感じました。
揚げ物:蕨と椎茸の天ぷら
揚げ物は天ぷら。山菜のワラビと椎茸でした。
お塩でさらっといただきます。
強肴:黒毛和牛の炭火焼き
大分お腹も満たされてきたところで、強肴(しいざかな)の黒毛和牛の炭火焼きが登場。
お野菜とサシが十二分に入った赤身のお肉です。
お塩と醤油ベースのタレが一緒に出てきました。
炭火焼きということで、テーブルの上にどんと七輪が出てきました。
思ったより高火力なのと網焼きなのでほどほどに脂が落ちて、おいしかったです。
タレもよかったですが、シンプルにお塩でいただくのが好みでした。
お昼にも高千穂でいいお肉を食べたので、肉三昧の日に!
止め物:赤出汁
いよいよ、会席料理も大詰め。止め物。
名古屋人にはうれしい赤出汁でした。
お肉の後にぴったりな赤出汁
デザート:フルーツ
デザートは、フルーツ。
メロンにトマト、甘い卵焼きでさっぱりと。
かなりまんぷくになりました!
まとめ
天河山荘の夕食レポートでした。
天河山荘の夕食で食べることができた、熊本名物・阿蘇名物は、
と、ゆったり味わえる温泉宿らしい夕食でした。
プライベート感があるので、記念日やお祝いの食事・ステイにもいいかなと思いました。
天河山荘
公式Web:http://www.tengasansou.com/index.php
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