先日郵便局の窓口にいったら、キャッシュレス決済が可能になっていました。
実は2020年7月7日から導入されたばかりなのだそう。
各業界キャッシュレス化が進んでいますが、郵便局まで対応し始めたことに驚きました。
キャッシュレス決済では、現金払いとくらべて、ポイント還元やマイル・ポイントの付与など特典がつくのが魅力です。
郵便局でもクレジットカードが使えたらいいのに、と思っていた方に朗報です。
郵便窓口がキャッシュレス対応したことにより、郵便料金の支払いや切手の購入などでもマイルやポイントも貯められるようになります。
郵便局の窓口でのキャッシュレス決済導入状況
郵便局でのキャッシュレス決済の全国導入は、2020年7月7日以降に本格化しています。
もともと、5月に全国導入を予定していたようですが、緊急事態宣言の発令期間中だったため、7月に延期したようです。
・2020年3月時点:関東近郊の主要郵便局と各都道府県の中央郵便局などに導入完了
・2020年7月7日:全国約8,500の郵便局で導入。以降全国に順次展開
と計画されています。
2020年6月30日現在の全国の郵便局数が24,344なので、全体の約35%の郵便局でキャッシュレス決済ができるようになりました。
今後順次全国展開していくようです。
キャッシュレス対応している郵便局は、窓口のカウンターや頭上に支払い可能なキャッシュレス支払いの案内シートが掲示してあります。
料金の支払時に局員の方に、キャッシュレス決済で支払いたい旨を伝えるとカードリーダーを準備してくれます。
キャッシュレス対応している郵便局でも、時間外のゆうゆう窓口が対応しているかは不明です。
使えるキャッシュレス決済方法
郵便局窓口で使えるキャッシュレス決済方法は、以下の表の通りです。
決済方法が充実していて、大抵のブランドがそろっているので、お好みの方法で支払いできます。
クレジットカード | VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、銀聯 |
電子マネー | ID、WAON、QUIC PAY |
交通系 IC | KITAKA、SUICA、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、NIMOCA、はやかけん |
スマホ決済 | ゆうちPay、amaon pay、au PAY、d払い、J coin、LINE Pay、Pay Pay、R Pay、ALIPAY、WeChat Pay |
交通系ICの10種類のうち、PITAPAだけ対応していないので注意です。
キャッシュレス決済できる商品・サービス
キャッシュレス決済できる商品・サービスは以下のものです。
・郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃
・切手、はがき、レターパックなどの販売品
・カタログ、店頭商品などの物販商品
これらの商品・サービスは、郵便局以外ではキャッシュレス対象外になっていることに注目です。
郵便局のオリジナル物販は、そもそも郵便局でしか取り扱いがありません。
切手やはがきはコンビニでも取り扱いがありますが、キャッシュレスレス決済対象外の商品になっています。
なお、切手は1回の購入で10万円を越える場合は、キャッシュレス決済できません。
まとめ買いをすることは少ないと思いますが、10万円以上の支払いの場合は2回に分けて決済する必要があります。
キャッシュレス決済できない商品・サービス
郵便局の窓口で取り扱っている商品・サービスでも、キャッシュレス決済ができない商品・サービスもあります。
・印紙
・宝くじ
・代金引換郵便物等の引換金
・税付郵便物の関税
・地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)
これらの商品・サービスの料金を支払う場合は、現金で支払う必要があります。
宝くじをキャッシュレス決済で購入したいなら、宝くじのオンラインサイトから購入がおすすめです。
まとめ
郵便局にまでキャッシュレス決済対応するようになったこと、また決済手段が豊富であることに驚きました。
特に、郵便局でしかキャッシュレス決済できる商品・サービスがある、というのがポイントです。
たまたま近くの郵便局がキャッシュレス対応していたので、簡易書留をWAONで支払うことができました。
これからも郵便物は持ち込んでキャッシュレスで支払うようにしようと思います。
コメント