ANAのマイルには実は4種類あって、用途限定・期間限定マイルというものがあります。
用途限定・期間限定マイル導入のニュースが出た時は、タイトルだけ見て、瞬時に「改悪だ!」と思ったのですが、2年ほど経って、それほど悪影響はなかったなぁと思いました。
使える用途や有効期限が短いマイルなどの種類増えて、4種類になりました。
1種類だったときとあまり変わらないかも?
ANAの期間限定・用途限定マイルについてです。
ANAマイルが2022年4月から4種類に。通常マイルと期間限定・用途限定マイル3種類
ANAのマイルにルール変更が発生!
2022年4月11日から、ANAマイルに期間限定・用途限定マイルが導入されて、期間・用途によって4つのマイル口座グループにわけられてたまるようになりました。
ということで、マイルの種類が4種類になっています。
- キャンペーンでもらえるマイル→期間・用途限定マイルに。
2022年4月11日開始のキャンペーンから。 - 期間・用途限定マイルは、3種類。キャンペーンによって異なる。
全てのマイルが期間限定・用途限定マイルになるわけではなく、キャンペーンでもらえるマイルが期間限定・用途限定マイルになります。
また、今までのマイルも残ります。
ANAの飛行機、ライフソリューションサービス(≒ANAのサービス)の利用でたまるマイルは、今まで通りのマイルです。
2022年4月11日開始のキャンペーンから期間限定・用途限定マイルが導入済み
期間限定・用途限定マイルの導入は、2022年4月11日から。
ということで、既に導入されています。
ANAのマイル口座を見ると、4つに分かれています!
今までのマイルは、全部マイル口座グループ1の通常マイルになっています。
また、各マイルグループごとに有効期限が表示されるようになっています。
期間限定マイルのイメージとしては、dポイントの通常ポイントと期間限定・用途限定ポイントに近いかなと思いますが、ANAマイルの場合はさらに細かく分けられています。
マイル口座グループの分け方を見てみましょう。
たまるマイルの種類によって、マイル口座が分かれる
マイル口座グループは4つ。
- グループ1:通常マイル
- グループ2:期間限定マイル
- グループ3:用途・期間限定マイル
- グループ4:航空関連サービス・期間限定マイル
種類ごとに、グループXXのマイル、という感じで呼ばれています。
グループ1は、今まで通りのマイルと同じ。
グループ2~3が、新しく導入された考え方のマイルですね。
各グループのマイルの特徴はこちら。
グループ1は「通常マイル」。今までと変わらない
グループ1は、36ヶ月=約3年間の有効期限で、特に用途は制限なく使えます。
ためる方法は、ANA便の搭乗とライフソリューションサービスの利用です。
ためる方法が限定された点が今までとの違いです。
明記はなかったので推測ですが、他社ポイントから交換したANAマイルもここの通常マイル扱いになるんじゃないかなと思います。
グループ2は「期間限定マイル」。有効期限に気をつければ今までと変わらない
グループ2は、「期間限定マイル」。
有効期限は変わるけれど、グループ1の「通常マイル」同様、特に用途は制限なく使えるマイルです。
有効期限がキャンペーンごとに変わってくるので、有効期限の管理をしないといけなさそうです。
グループ3は「用途・期間限定マイル」。ANA関連なら使えるマイル
グループ3は、「用途・期間限定マイル」。
有効期限と用途が限定されるマイルです。
ANAの飛行機含め、ANAが運営しているサービスになら利用できます。
また、Peachポイントへの交換はOKです。
他社ポイントへの交換や他社サービスで使えそうなクーポンへの交換はできないマイルです。
グループ4は「航空関連サービス・期間限定マイル」。ANAの飛行機に使えるマイル
グループ3は、「航空関連サービス・期間限定マイル」。
1番制限が強いマイルです。ANA Payにも利用できません。
飛行機に乗らないと基本的に使えないマイルです。
ANAの飛行機に乗るときサービス以外にもANA SKYコインへの交換やANAマイレージクラブの各種手続きの手数料支払いに利用できます。
期間限定・用途限定マイルの導入は、改悪?あんまり変わらないかも。
期間限定・用途限定マイルの導入から2年ほど経ちましたが、どうだったかなぁと振り返ると、あまりこれまでと変わりがない印象。
というのも、これまで有効期限切れを迎えても、コロナの特別対応で延長されてきたから
ただ、2024年4月以降は、コロナの特別対応が終了し、用途が限定されるマイル・有効期限が短くなるマイルが発生してしまうので、どちらかと言うと改悪になるかなと思います。
が、制限があるといっても、マイルの交換先として人気が高い、ANAの特典航空券やANA SKYコインへの交換は、1番制限の強いグループ4のマイルでも交換OKです。
ANA Payのマイルチャージには、グループ1~3のみOK、グループ4は利用NGと一部使えないマイルがあります。
その他、他社ポイントに交換できるのは、グループ1・2のみOK、グループ3・4はNGです。
なので、ANAマイルを他社ポイントに交換していた人や、他社サービスの利用でANAマイルを使っていた人にとっては改悪ですが、ANAの中でマイルを使っていた人にとってはそれほど使い勝手は変わらないと思います。
また、制限のあるマイルを導入したことで、キャンペーンが増えたり、プレゼントマイル数が増えるなら、改善といえるかもしれませんね。
キャンペーン自体はあまり増えた印象はないですが、新しいサービスが出てきて、日常からマイルをためやすくなったのかなと思います。
気にすべきは、「マイルの有効期限」ですね。
一律3年だったのが、有効期限がバラバラになるので、気がついたら消えてたということもありそうです。
ANAマイルを使う際、有効期限が早いものから使われていくとのことですが、有効期限切れには今まで以上に注意しないと行けなさそうです。
まとめ
ANAの期間限定・用途限定マイルについてでした。
最初見たときは、「あ、改悪だ」と思ったのですが、用途制限はそこまで厳しくなかったので、悪いことばかりでもないです。
導入されてから2年ほど経ちますが、あまりマイルがもらえるキャンペーンが増えた印象はなし。
ここ数年コロナの特別対応で、マイルの有効期限がないようなものだったので、あまりマイルの有効期限について意識していなかったので、これからは注意が必要になったかなと言う印象です。
今まで以上に計画的に使わないといけないですね。
「ANAマイルはANA内でどんどん使っていってね!」っていうことなのかなぁと感じました。
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