東京駅前に、PCR検査できる施設”SmartAmp Station”がオープンしました。
駅前で手軽にPCR検査を受けられる、新型コロナウイルス感染症の無症状者向けのサービスです。

検査費用が1,980円~とこれまでに見ない価格だったので、調べてみました
郵送検査のメニューも申し込めるようになりました
東京駅前で受けられるPCR検査”SmartAmp Station”。郵送検査も対応
SmartAmpStationは、東京駅近くにあるPCR検査を受けられる施設です。
「安くて、気軽に、簡単で、早い」PCR検査を提供するため、駅チカでエスダナフォーム社がSmartAmp法という検査手法を使ったPCR検査サービスを行っています。
神奈川県衛生研究所などの共同研究グループが共同で開発した新型コロナウイルス次世代PCR検査法で、唾液検体の採取は30秒・ウイルス検出時間は40分と、短時間で高精度の検査を実施できる手法です。
Jリーグやプロ野球の巨人などのスポーツ選手の定期検査でも利用されています。

また、医療法人社団 鉄医会ナビタスクリニックと提携し、陽性者向けの対応も図っています。
SmartAmpStationのPCR検査メニューと検査費用
SmartAmpStationのPCR検査のメニューは、いくつか種類があります。
SmartAmpStationに来店採取をベースに、お急ぎ対応や郵送での検査も受け付けています。
- 来店採取 通常通知:検査翌日に結果を通知
- 来店採取 当日クイック通知:12:50までに来店検査すると当日中に結果を通知
- 郵送採取:検査キットを郵送で送付。検体到着翌日に結果を通知
と、いずれも唾液検体でSmartAmp法を用いてPCR検査を行います。
それぞれ検査費用は以下の通り。支払い方法はクレジットカードのみです。
来店採取なら検査価格が2,000円切ります。

個人向けの他、法人向けの価格もあります。
また、陰性証明書の発行は追加料金+5,500円で対応してもらえます。
※現在陰性証明書の発行はストップしています

この価格帯なら、ちょっと気になるから検査して欲しい、という場合でも受けやすいですね。
SmartAmpStationの場所と営業時間
SmartAmpStationは、ビジネスの方、旅行の方、通勤途中の方と多くの方が立ち寄る東京駅近くの武田江戸橋ビルにあります。
東京駅八重洲中央口からだと徒歩10分です。東京メトロの銀座線・東西線の日本橋駅が最寄り駅で、D3出口から徒歩4分です。

東京駅によるついでに、あるいは仕事に行くついでに、と手軽に検査に行けそうですね。
オープンしているのは、平日9:00-18:00。土日は検査を受け付けていません。
GW中も検査はストップするので、注意してくださいね。
SmartAmp StationのPCR検査を受けられない人やおすすめしない人
SmartAmp Stationで受けられるPCR検査は、無症状者向けのPCR検査です。
以下の方は、Smart Ampを利用してPCR検査を受けることができません。
- 感染者と濃厚接触歴がある人
- 渡航歴があり体調がすぐれない人
- 新型コロナウイルス感染症と思われる症状がある人
また、海外渡航のための陰性証明として鼻拭い液によるPCR検査を必要としている人には、検査方法が合わないためおすすめできません。
※渡航先の国・地域により、求められる検査方法が異なるため、渡航先の情報をご確認ください。
また、PCR検査の申し込み方法や決済方法から、以下の方も申し込みができません。
- インターネット環境がない人
- メールアドレスを持っていない人
- クレジットカードを持っていない人
SmartAmpStationのPCR検査の申し込み方法
SmarAmpStationのPCR検査の申し込みは、事前にWebサイトから行います。
直接SmartAmpStaionの店舗での申し込みや電話やメールでの申し込みは受け付けていないので要注意です。
申し込みには、
- メールアドレス
(ログインIDを作ります) - クレジットカード
(VISA/Master/JCB/Diners/AMEX)
が必要です。
また、1度予約すると予約の変更・キャンセルはできないので、確実に検査に行けるよう予定を調整する必要があります。
PCR検査の申し込みの流れ

筆者自身が関東在住でないので来店検査ができないため、実際の申し込みはしておらず流れの確認にとどめています。
SmartAmpStationの検査の申し込みの流れは、
検査メニューの選択 → ログイン
→ 注文手続き(検査日の指定)→注文の確認→申し込み完了
となります。
ショッピングカートに希望する検査メニューを入れて決済するという流れで、オンラインショッピングと同じような手続きです。
あらかじめログインしている場合や自動ログイン設定している場合は、検査メニューの選択からすぐに注文手続きページへと遷移します。
初めて申し込みを行う場合は、ログインIDの作成を行ってから決済ページへと遷移します。
上記SmartAmpStationのWebサイト内の「お申し込みはこちら」のボタンを押すと、申し込みページに進むことができます。
申し込みを停止している時は、このボタンが押せないようになっています。

(SmartAmpStationのWebサイトより引用)
検査メニューの中から申し込みたいPCR検査をを選んで、[カートに入れる]ボタンを押します。
検査メニューは
- 「来店採取 通常通知(検査結果は翌日通知)」
- 「来店採取 クイック通知」
- 「郵送採取 (結果は検体到着後翌日通知)」
の3種類のメニューがあります。
同じ検査メニューを2つ以上、異なる種類の検査メニューを同時に決済することはできません。

ショッピングカートの内容を確認したら、[レジに進む]ボタンをクリックします。

ログインページでログインを行います。
ログインIDを持っていない場合は、[新規会員登録]を押してログインIDを登録します。

(SmartAmp
StationのWebサイトより引用)
ログイン後、注文手続きページに遷移します。
「来店採取 通常通知(検査結果は翌日通知)」、「来店採取 クイック通知」の検査メニューを選んだ場合は、注文手続きページで「ご来店予約日時」のプルダウンで検査希望日時を選びます。
※来店予約日時は変更・キャンセルができないので注意です!
「郵送検査」の場合は、登録情報の確認のみです。

内容に問題なければ、[確認する]ボタンを押して、注文確認ページに遷移します。
注文確認ページで最終確認して[次へ]ボタンを押せば、申し込み完了です!
※筆者自身が関東在住でないため来店での検査ができないため、[次へ]ボタンは押していません。

申し込み後の検査の流れ
「来店採取」のPCR検査申し込み後の流れです。

申込時に指定した日にSmartStationにいって検体を採取すると、翌日には結果がメールで通知されます。
メールでの通知になるので、迷惑メール対策設定をしている方は要注意です。
迷惑メールフィルタリングにひっかかり、結果メールが届かないといったことが複数発生しているようです。
検査結果が陽性になった場合は
検査結果が陽性だった場合は、保健所と連携して対応してもらえます。
また、希望者は提携しているナビタスクリニックで来院での診療・オンライン診療を受けることができます。
なお、ナビタスクリニックの診療所は、立川・新宿・川崎にあります。
陰性証明書の発行方法 ※現在受付停止中
希望者には追加料金で陰性証明書の発行も対応してもらえます。
陰性証明書の発行依頼は、PCR検査結果が通知された後に行います。検査結果の通知メールから申し込むことができます。

電話でオンライン診療で医師の診察を受けた後、陰性証明書が発行されます。
まとめ
SmartAmpStationのニュースを見たとき、「手軽で便利なPCR検査サービスができたな」と思ったのと同時に、「PCR検査市場も価格競争が始まったな」という印象も受けました。
2020年12月からスタートしたSmartAmpStationは、2021年2月以降予約申し込み当日にPCR検査を受けられるようになってきました。
ただ、その後も感染状況によっては、当日検査ができない日もあります。
待ち日数が長いときは3週間待ちだった時もあったので、「手軽に早くPCR検査」というSmartAmpStationのコンセプトに近づいてきたと思います。
他社で同じような低価格帯のPCR検査サービスが増えてきたからかもしれませんね。
今後のコロナの感染拡大状況や需要により、再度待ち日数が長くなってしまう可能性はあるので引き続き、予約状況は様子見したいと思います。
残念ながら陰性証明書の発行は受け付けていない状況です。
また、SmartAmpStationはまだ東京駅にしか店舗がないので、関東近郊の人や東京駅に立ち寄る人しか利用できないのが難点です。
店舗名に1号店と記載があるので、今後増えていくかもしれませんね。
郵送検査は全国どこでも受け付けています。
ピーチのPCR検査もSmartAmpStationの運営会社が実施しているものです。
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